2008年09月29日

リプラスの債権者判明 負債総額325億7,057万992円

九州企業情報によると

リプラスの大口債権者が判明したとのこと。

金融関係5社だと上位から,リプラスレジデンシャルウエアハウスの約37億円余を初め、みずほ銀行芝支店、りそな銀行虎ノ門支店、リプラスレジデンシャルウエアハウス18号、リプラスコンストラクションマネジメント2号、

その他の部門として、三菱ufJファクター、かりんインベストメント、大成建設、リーヴライフトゥエンティーワン、ジューシー情報センター、積和不動産(リーブライフではなくこちらになります)

で合計の概算で約100億円である。あとの200万円は税金と給料と代位弁済に相当するものなのか?
約200億円強となる。
 現時点では何ともいえませんが、最優先の公租公課(税金)、労働債権の支払いを考えるとかなり厳しい状況であるかもしれません。

これを見ると、「リプラス」関係の出資(匿名組合)が多いことが分かります。匿名組合についてはリプラスと匿名組合の間に引き受け会社のようなものが入っていないような表現なので、直接の債権者なのかどうかが不明です。ジューシー情報センターはリプラスの大口顧客のハウスコム関係となるのでしょう。
(NET-IB 九州企業情報2008/9/29)
http://www.data-max.co.jp/2008/09/post_2707.html

posted by 管理人B at 20:14| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 債権者・債務者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

不動産のランドコムが再生法=東証2部上場、負債309億円

リプラスの倒産のほか不動産にも毎日のように倒産が報告されています。リプラスより負債が少なく活動規模や傷もやや浅いため民事再生法の適用申請です。民事再生ということなので、リプラスの9月24日破産、10月9日廃止という期間ではなく、上場廃止まで1ヶ月ということになるようです。

不動産のランドコムが再生法=東証2部上場、負債309億円

 東証2部上場で横浜市に拠点を置く不動産会社、は29日、民事再生法の適用を東京地裁に同日付で申請、受理されたと発表した。負債は約309億円。帝国データバンクによると、上場企業の倒産は今年20社目。東証は10月30日付でラム株の上場を廃止する。(2008/09/29-19:53)
(jijiドットコム2008/9/30)
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2008092900707

posted by 管理人B at 18:26| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ランドコム(民事再生法;東証2部不動産) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アトリウム(8993)が急反発 業績下方修正を発表も、悪材料出尽くしとの見方から買戻し優勢に

(アトリウムはリプラスの株の一部引き受けた企業です。)

アトリウム(8993)が急反発 業績下方修正を発表も、悪材料出尽くしとの見方から買戻し優勢に

不動産マーケットの流動性が低下して販売が鈍化したことや、出資先の経営破綻による有価証券評価損の計上、並びに不動産マーケットの低迷に伴う棚卸資産評価損などを計上した結果、09年2月期通期の連結業績予想に関して当期純利益を130億円→47億円へと下方修正し、1株あたりの年間配当も73円→30円へと減配したものの、今回の発表で悪材料は一旦出尽くしたとの見方も強まり、買戻しが入っている模様。
 
アトリウム(8993)の株価は10時08分現在、572円の19円高。

[NSJショートライブ 2008年9月26日 10時08分 更新]
http://mainichi.jp/life/money/kabu/nsj/news/20080926113714.html

●リプラスの株を一部引き受けたアトリウム、影響を少なくして持ちこたえて欲しいです。

2008/9/29→2008/9/26

posted by 管理人B at 17:08| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アトリウム(東証1部8993;不動産) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

リプラスの敗因分析

リプラスが破産して5日目の朝を迎えました。
巷では、賃貸保証事業(レントゴー)が割の合わない事業との噂を耳にしますが、
過去の資料を分析すると、やはり不動産投資で突然の事故の傷が深かったと考えるのが一般的
だと思います。(以下参照)


市場の急変、そして破綻

 リプラスの急成長も長くは続きませんでした。

 同業他社と同様、2007年中盤以降の不動産市況悪化の影響を受けることになります。

 2008年6月の中間決算では、創業以来初の赤字となります。
 純損失は32億円で、リプラスの創業以来6年間の利益の合計額を超えるものです。

 リプラスの自己資本比率は2007年12月末時点で10.0%、2008年6月末で8.5%となっており、資本力は非常に脆弱です。

 同社は、各金融機関から借入するにあたり貸出コミットメント契約を結んでいます。
 そのなかの財務制限条項において、概ね下記状況何れかに合致した場合、借入金を一括返済することになっています。
  @純資産が10%(一部契約では25%)減少した場合
  A年間営業利益・経常利益等が赤字になった場合

 中間期にて、既に制限条項に触れており、全ての金融機関が同社に「温情」を与えない限り、リプラスの破綻は避けられない状況でした。

 同社は、8月15日に「中間決算短信」を提出し、9月19日に「半期報告書」を提出する予定でした。
 しかし、9月22日に「半期報告書」の提出を9月下旬に延期し、さらに2008年6月中間期の決算短信と半期報告書に「継続企業の前提に関する重要な疑義が存在している」と注記すると発表し、同社の存続が危ぶまれていました。

 結局、リプラスは24日に自己破産を申請し、短い企業生命を終えることになりました。

マザーズ上場のリプラスが破産−高レバレッジによる急拡大の果ての破綻投資経済データリンク 2008/9/26より
http://blog.h-h.jp/investnews/2008/09/26/bankruptcy-re-plus-fail-to-high-risk-buziness-model/

posted by 管理人B at 11:39| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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