昨日から東京は雨天模様となり、11月上旬の気温で最高気温が19度となっています。季節の変わり目で風邪も引きやすくなっているかと思いますのでくれぐれも体調管理には気をつけてください。
ここ数日はリプラスの情報収集として、ニュースなどを集めています。それからIRや他のコメントからの分析などもしています。
リプラスの動きになりますが、昨日あたりSFCG系(旧名;商工ファンド)の保証会社「MAGねっと」に対する破産管財人山川萬次郎弁護士より平成20年9月26日付けで抗議があったようですが、それもIRでは取り下げられています。何らかの解決があっのだろうと思います。現在の顧客やその状況は破産管財人の一任になっていますので、管財業務の行方を見ていただければと思います。
それから労働者の動きですが、有志でありますが、集まって行動を起こすとのことです。その内容は労働債権(先月の給与と今後1ヶ月の給与になるかと思います)の優先的な確保と破産日以降自由に離職する者に対しての離職票の交付に対して、「自己都合退職」ではなく、「会社都合退職」の事業者側の記載を求める動きとのことです。恐らくその2点についての問題はさほど難しくないものと思われます。労働債権のほうは先日の話題にもありましたが、8割は公的な機関が立替をするということになっています。残りの2割は労働債権として、今後の管財人業務の推移と従業員の在籍中の期間の残務整理(換価業務なども含まれるかと思います)の間にどれだけ確保できるか、ということにかかってくるかと思います。公的機関が立て替えた分は、その後の労働債権は公的機関が受け継ぐものと思われます。
その次に一般債権の方になりますが、先般申し上げましたように、公租公課(税金)、その次に労働債権(給与、賞与などの未払い金)が優先して支払われた後に取り引き業者などの一般債権の配分となるかと思います。
一般債権には次のようなものがあります。金融機関の融資・匿名組合営業者の融資物品・建設・サービス・オフィスの貸主・賃貸保証の利用者・滞納が発生したときの未払い分の費用などとなります。
くどい言い方になりますが、その部分は先の税金と給与の配分を優先してからのことになります。
それから自動引き落としで収納代行をした家賃の分は破産管財人の発表によりIRより返還されるとのことです。賃借人みずからリプラスの口座に振り込んだ分は記載されていないので不明な部分になるのかと思います。
その次となりますが、投資家については主に株主・匿名組合などになるかと思います。前述した分の配当が優先(税金、給与、一般債権)となりますので、かなり厳しい状況ですが、その残余財産の分配となります。
以上皆さんの情報提供をお待ちしています。よろしくお願いします。