●先日、名古屋地裁で未公開株の詐欺事件に関する判決がでました。
未公開株のターゲットとなったのは情報技術企業(IT)関連会社などということですが、そのIT企業は「株式会社デジタルチェック」です。デジタルチェックは、上場の話は現時点でないようですが、色々な財務内容などから、このような詐欺事件に利用されたものと思われます。リプラスからデジタルチェックに渡った「レントゴー保証株式会社」はどのようになるのか分かりませんが、再び上場となるまでには時間がかかるのかもしれません。ただ、創業者というものは、企業は上場させるのがひとつのステイタスなので、上場しないと言う部分については「上場ができない」という理由も少なくありません。
(以下はizaより)
未公開株詐欺で投資顧問会社元常務に懲役5年判決 名古屋地裁
10/21 11:47更新
で、情報技術(IT)関連会社などの株が上場されると偽って販売し、投資家から約1億
5000万円をだまし取ったとして、組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)などの罪に問わ
れた元常務、細谷一弘被告(61)に、名古屋地裁は21日、懲役5年(求刑懲役7年)
の判決を言い渡した。
伊藤納裁判長は「犯行に必要不可欠な役割を担い、責任は重大」と述べた。
判決によると、細谷被告は社長、橋本誠一被告(60)=実刑判決を受け控訴=らと共
謀し平成17年8月から18年2月にかけ、IT関連会社など3社の未公開株について上
場予定がないのに「上場後の値上がりは確実」と虚偽の説明をし、投資家57人に計約3
00株を販売し、代金計約1億5000万円を詐取した。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/188690/
(iza/2008/10/21)