●5日に日比谷公園で閉村した「年越し派遣村」は、村長であった湯浅誠 氏を先頭にして、これを機にいろいろな動きが始まっています。4300万円は募金の集まりとしてはかなりの額です。
しかし、今後リプラスに替わる新たなスポンサーが見つかるか、何らかの収入システムが出来上がらないと、今後増えるだろう「元派遣労働者」
に対しての支援も頓挫してしまいます。こういった活動のモチベーションが長く続くことができれば、わずかですが日本の景気も上向いてくる
のかもしれません。株式会社デジタルチェックに移籍したレントゴー保証株式会社はまだ動き出したばかりですが、社会貢献ができる域までいかれればと思います。
(以下参照)
【雇用崩壊】
派遣村の170人再び引っ越し 100人は自立
2009年1月13日
宿泊場所の使用期限のため、東京都内の施設へ2度目の移動をする「年越し派遣村」の失業者ら=12日午前、東京都中央区で
職や住まいを失った元派遣労働者らを支援する「年越し派遣村」の宿泊場所に使われていた東京都内4カ所の公共施設が12日、使用期限を迎え、身を寄せていた285人のうち約170人が新宿区の日本青年館に移動した。残りの約100人のほとんどは新たな住まいと職を得て派遣村から自立。実行委員会は13日以降も都内で旅館2カ所を借り上げ、活動を続ける。
まだ住居が決まらない“村民”について、実行委は「行き場のない人を路頭に迷わすことはしない」として、期限を設けずに支援していく方針。
一方、派遣村にはこれまでに約4300万円の寄付が集まった。実行委は運営費に充てて余った寄付で、生活困窮者支援のための「派遣村活動基金」をつくることを決めた。
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/koyou_houkai/list/200901/CK2009011302000206.html
(2009/1/13/中日新聞)
(2009/1/13/留)