●以前から話題になっていました「ゼロゼロ物件」(敷金0円 礼金0円の物件)の入居者に対する強引な取り立てに対しての賠償命令です。
100万円の請求に対して5万円の賠償命令、ある程度妥当な判決だとしても、弁護人などの代理人を立てて闘っても当然元がとれず、本人訴訟であっても
足が出てしまっているような感じです。民事訴訟は本人訴訟という建前なので、代理人としての弁護士費用も請求することはできません。
リプラスから移籍した株式会社デジタルチェック傘下のレントゴー保証株式会社の経営も順調に軌道に乗り始めているようですが、こうした対策も大きな経費となっていくのかもしれません。
(以下参照)
「ゼロゼロ物件」未明の取り立て 家賃保証会社に賠償命令
敷金・礼金が不要な「ゼロゼロ物件」と言われる賃貸住宅に入居した福岡市の30代男性が、未明にわたる家賃の強引な取り立てを受けたとして、家賃保証会社「フォーシーズ」(東京)と社員3人に100万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、福岡簡裁(野瀬真司裁判官)は18日までに、同社に慰謝料5万円の支払いを命じた。
判決理由で野瀬裁判官は、午前0時を過ぎた取り立ては「生活の平穏を害して精神的苦痛を与えた」と指摘。「社員に脅迫を受け監禁された」とする男性側の主張は「犯罪に相当する強引な取り立てがあったとは認められない」と退けた。
判決によると、男性は月額約5万円の家賃を3カ月間滞納したとして、2007年8月31日午後9時ごろから翌午前3時まで、約6時間にわたって社員3人から取り立てを受けた。
[ 2009年02月18日 12:30 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090218052.html
(2009/2/18/スポニチannex ニュース)
(2009/2/19留)