●平成電電詐欺事件の判決になります。平成電電の社長と協力会社がつるんで、通信機器の購入をすると嘘の話を持ちかけて、出資金を平成電電本体の運転資金に使ったということで
の判決が下りています。
(以下参照)
平成電電巨額詐欺 関係会社社長らに有罪判決
2009.2.23 12:13
破綻(はたん)した通信ベンチャー「平成電電」の巨額詐欺事件で詐欺罪に問われた関係会社元社長、熊本徳夫被告(56)と関係会社の元取締役、坂上好治被告(50)の判決公判が23日、東京地裁で開かれた。合田悦三裁判長は「出資金をいたずらに平成電電に流して回収不能にした。被害弁償も行われていない」などとして熊本被告に懲役6年(求刑懲役10年)、坂上被告に懲役3年(同懲役6年)を言い渡した。
また、分離公判中の平成電電元社長、佐藤賢治被告(57)を首謀者として認定し、「両被告の関与は従属的だった」とした。
両被告は「だますつもりはなく共謀もなかった」と無罪を主張していた。
判決によると、両被告らは共謀して、平成17年8月ごろ、「投資金で通信機器を購入し、平成電電へのリース料から配当を支払う」などと虚偽の内容を記載したパンフレットを送り、30人から計3億6000万円をだまし取った。だまし取った金は平成電電の運転資金に充てられた。
(2009/2/23/MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090223/trl0902231214004-n1.htm