●年末年始に話題になった「年越し派遣村」が日比谷公園を皮切りに全国に広がりつつあります。今月の3月で雇用止めといわれる「派遣切り」が多く押し寄せる予定のようですが
それに対応した形で全国にひろがっているようです。製造業の派遣労働者が2005年に始まり、今年の3月がその問題の時に当たっています。リプラスの支援が大きかった特定非営利活動法人自立生活サポートセンターもやい や名誉村長の宇都宮健児弁護士の活動も今後に注目です。
(以下参照)
派遣村の実行委設立 鹿児島のNPO中心
炊き出し、健康相談など予定
景気悪化で仕事や住む場所を失った人らを支援する「鹿児島派遣村」(鹿児島市)の実行委員会が設立された。炊き出しや就労支援のほか、雇用対策について、鹿児島市や県に提言も行う。
鹿児島市内のアパート経営者から5室の提供を受け、無料の一時宿泊施設として活用するほか、就労支援や健康相談を行う。大量の雇い止めの発生が懸念される今月末には、夜間に公園や河川敷、ネットカフェなどを巡回して、ホームレスらへの食事の提供なども予定している。
支えあう会は毎月1回、炊き出しを行っているが、提供を受ける人は昨年9月に5人だったが、同年12月は8人、今年1月には13人に増えている。
堀之内会長は「昨年末から急激に雇用状況が悪化していることを実感している。出来ることは少ないが、困っている人たちと各機関をつなげていきたい。皆の力で雇用不安に立ち向かいたい」と話している。
実行委は運営資金の寄付を募っている。振込先は、鹿児島銀行本店 普通2335720。口座名義は、鹿児島派遣村実行委員会 堀之内洋一。問い合わせは同実行委事務局(099・814・8088)へ。
(2009年3月10日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20090310-OYT8T01057.htm