●本日平成21年3月27日、国会で改正雇用保険法が成立しました。大きな部分の改善は雇用見込み期間(契約期間といえるのでしょうか)が1年以上から6か月以上ということで、これにより
6か月毎の更新の非正規雇用派遣社員でも雇用保険を適用できるようなことにしたものです。そして雇用保険も6か月加入していればそれ以降に離職するようなことがあっても失業給付をするとのことです。
今年度末で解雇が多く増えて15万人が失業の状態になるといわれていますが、何とか抜本的な改革をしていち早くこの状況を脱出していただきたいと思います。
(以下参照)
改正雇用保険法成立 非正規労働者の救済へ一歩前進
非正規労働者の救済を狙った改正雇用保険法が27日の参院本会議で可決、成立した。適用範囲を雇用見込み期間「1年以上」から「6カ月以上」に短縮し、加入対象を増やす。施行日を3月31日とし、年度末に大量に発生すると見込まれる失業者を救う。
契約を更新されずに失業した非正規労働者の失業給付の受給要件も緩め、保険料を6カ月納めていれば失業給付をもらえるようにする。再就職の厳しい失業者の給付日数も60日分延長できるようになる。また雇用保険料率(労使折半)を09年度に限って1.2%から0.8%に引き下げる。負担軽減で消費の拡大を促す狙いだ。(20:52)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090327AT3S2702327032009.html
(2009/3/27/日経ネット)