● アメリカ大手の銀行シティバンクは、日本では法律上の都合で、シティバンク銀行 と呼称されるようです。法律では金融機関「銀行」であるため、「銀行」という文字を名称のどこかに入れなくてはなりません。
通常、三菱東京UFJ銀行、日本銀行、みずほ銀行 と名称の後で記載されることが多いです。しかし、東京都が出資した 「新銀行東京」は中に使用される珍しい名称です。
さて、シティバンク銀行も「外国の銀行」として最近まで位置づけられていましたが、最近「日本の銀行」という位置づけをされたため、普通預金も万が一のことがあっても1000万円まで
保証されるようになっています。それゆえに日本の法律により従わなくてはならないことになるのでしょう。
シティバンクは「外国の銀行」と言われていた時代も日本の銀行との決定的な差別化を図っていました。それは「外貨預金」というものです。日本が20年前の高金利といわれた時代でも
それを上回るような定期預金金利(外貨預金になります)がふんだんに用意されていました。不動産投資や住宅ローンもユニークな存在です。
しかし、この銀行もサブプライムローンやリーマンショックの渦中のところでもあり、人件費や人員のコストダウンも必至になっていたのかもしれません。