●茨城県に近い千葉県北部に「流山市」(ながれやまし)という千葉県の市があります。ここは交通の便にしてもかなり不便なところで、JR武蔵野線の「南流山」(みなみながれやま)と(JR南流山駅)が鉄道ではメインの交通機関になっていました。その他と言えばやはりバスの便がメインとなるところです。東京にはかなり近いものの鉄道の便が悪いので、東京にかなり近い「田舎」と揶揄されていた部分もあります。そこに約4年半前の2005年の夏につくばエクスプレスが開業し、駅も南流山をはじめ3つ設置されたため、「非常に便利のよい土地」となり、大幅に人口が増えました。当然不動産業者にとっては見逃せない情報であることは言うまでもありません。
今非常に不景気の時代ですが、こういった、鉄道の開通によって必然的な都市開発に至るのは非常に重要な要因をしめることになっています。新政権の民主党も今は公共事業に非常に後ろ向きな政策をとっていますが、やはり景気の回復には公共投資は必要なのでもういちどこういったことを自覚することがたいせつではないでしょうか。