●大手スーパーの西友では、人気のDVDソフトをなんと500円で販売することをプレリリースで発表しています。
「西友」は名前からの関連で、西武グループ(西武鉄道・コクド・不動産関連の堤義明・堤清二のセゾングループ)の関連会社で、かつては西武百貨店(西武デパート)の弟分として誕生したという経緯があります。またその関係も住友商事とウォールマートに資本が動くつい最近までその関係を維持しており、セゾングループの中核的な企業としても大きく存在していました。
セゾングループといえば、かつてリプラスの継続のための最期の切り札として提携があった不動産会社アトリウムの存在も記憶にはややあたらしいかもしれません。
今ではかつての東証一部上場企業(2008年までは)株式会社西友から合同会社西友という名称となりました。その名の通り会社形態も大手スーパーとても珍しい形態となりよく代表的な「合同会社」の例として取り上げられることも多いです。西友のファンとしては株式を購入して株主という株式投資(間接にでも投資信託)をすることはできないので、残念な方もいらっしゃるかもしれません。
また西友は他に先駆けて24時間営業を実施しました。それに、ここ数年他のスーパーが24時間営業を自粛したり、深夜2時まで営業の所を0時までとしたり、深夜営業を廃止するところも少なくない中、西友はそれでも根性といえるのか継続しています。ともかく、その地域の住民にとっては、とても頼もしい味方ともともいわれています。
しかし、なぜ西友はここまでしてまで、24時間営業を継続するかは定かではありませんが、その憶測として、西友は現在ウォルマートの傘下で、その関連会社も「コンビニエンスストア」(かつては西友の傘下に「ファミリーマート」があったが今は伊藤忠商事に移籍)というものの存在がないため、じゃあ、西友も24時間営業のコンビニエンスストアと対抗するという意味で、現在も継続して営業しているという事も考えられます。同じ深夜で買い物をするとしたら、文具(文房具)をみてもコンビニよりはスーパーの方が安いし、深夜になると大抵のスーパーではお弁当や惣菜を20%引きや凄い場合は「半額」まで値引きするので、当然ながらメリットもあるのかと思います。
それに西友の特徴としては、西武鉄道などの鉄道系のスーパーでもあるから、駅に近い(場合によっては隣接している)から、当然深夜早朝の通勤通学者の需要も大きく見込めるし、イオン(JASCO)や7&Iホールディングス(イトーヨーカドー)の店舗面積立地条件からみて、駅に近く・店舗も小ぶりなことという事も、24時間営業への稼働を他より容易とさせているに違いありません。
本件とは脱線してしまいましたが、DVDソフトの協力主であるソニー・ピクチャーエンタテインメントは、かつてリプラスの本社のあった港区虎ノ門4−1−28虎ノ門タワーズオフィス が本社となっています。
その後