●今弁護士がつくったサークル(被害者の会)による過払い金返還訴訟もたけなわになっています。そこまで行かなくても過払い金を計算したら、自分が該当したということで司法書士などに依頼して返還請求をされる人も多くなってきています。
ほのぼのローン・ほのぼのレイクという武富士と一線を画すCMを行なっているレイクは現在新生銀行の傘下となっています。「ほのぼのレイク」は一見胡散臭いようなイメージもあるのですが、立ち上がりは武富士同様、個人が立ち上げてその後20年位前にはアメリカのGEコンシューマーファイナンス(つまり世界三大電機メーカーの一つであるGE;ゼネラルエレクトリック)の金融事業の関連会社の傘下となったため、他の消費者金融事業よりはより安定した基盤をもって運営することができていました。しかし金融市場の悪化や過払い金請求・過払い金返還訴訟などの増大により、GEコンシューマーは止むを得ず手放すことになり、それを新生銀行が買い取ったという経緯があります。99%新生銀行が株主であるため、実質上の新生銀行の個人融資部門(会社名は新生ファイナンス)と言っても過言ではありません。またクレジットカード事業や不動産投資や住宅購入などの住宅ローンも珍しく展開していましたが今ではその事業も撤退しています。他プロミスのGCカードや東京スター銀行の子会社のTSBキャピタル(債権回収事業)を自譲り受けるなど、消費者金融としては異例の幅広い活動をおこなっています。それもGEコンシューマーファイナンスという安定基盤が精力的な活動を支援しているものと思います。
その後