●よく法律事務所(弁護士)や司法書士事務所(司法書士)と行政書士における過払い金の請求で武富士同様に話題になっている丸和商事という消費者金融は、静岡県では大手の会社で、小口商店向けへの事業者ローンを発端に不動産賃貸(不動産投資は行なっていない模様)も行なっていたやや多角的な企業です。
その営業範囲は静岡県を中心として神奈川県・山梨県より西側といえます。また「ニコニコローン」というブランドを作って営業は、今は胡散臭いような感じでも、その当時ではイケイケどんどんの貸付の時代を物語っていたのかと思います。
そして、武富士やアイフルのような消費者金融や日栄(現ロプロ)と商工ファンド(現SFCG)の事業者ローンの度重なる倫理に反する取立てが社会問題となり、その結果、貸金業全体をより厳しくするような法律(改正貸金業規制法)や過払い金請求などで徐々にやりずらくなってきました。
そしてついに2011年4月8日に東京地裁へ民事再生法の適用申請がなされました。その額は300億超です。
そのメインバンク、他の銀行よりリスクを背負うのが好きなスルガ銀行でしたが、「債権取立て不能の恐れ」ということで、株価や投資家の方では警戒感が続く状況でした。
しかし、スルガ銀行はかつては、リプラスと提携を結んでいたこともあり、スルガ銀行の現状としては、いろいろなリスクを折り込み済みなのかもしれませんが、スルガ銀行の「抜きん出た、奇抜なアイデア」の経営方針は、今後もさらなる事件に遭遇する事も充分に考えられますので、悠長な考えで投資をするのはよく考えた上での実行をおすすめします。転職や再就職をこの銀行へ目指す人もその点の検討は必要かと思われます。その後