だから安愚楽牧場被害者の会(安愚楽牧場被害者弁護団や安愚楽牧場被害対策弁護団)にとりあえずでも加入して、被害回復を取り組んでいくというのがやはり大切なのだと思います。
基本的に現在できることは、再生債権届けの代行や会社や裁判所への要望やそれらの情報収集しかないのですが、破産手続きとなり、刑事事件に発展したあとなどには、損害賠償請求訴訟を起こす事ができるところまでくるかもしれませんし、さらに経営者個人の破産などとなった場合は、オーナー個人では届けを出したり、異議申し立てなどの裁判をすることは大変面倒でそれに使う時間とお金もかかり容易ではなくなってきます。
したがって、「個人」で出来る法的手続きは、「再生債権届」と、もし破産に移行したときに行う「破産債権届」位でしょう。
例えは大変悪いですが、犯罪を犯して刑務所に入りまだ出てきた人が犯罪をやりまた刑務所にもどるということ、つまり日本の再犯率の高さと同様、こういう出資話の被害者はまた別の話に乗ってしまうことをよく見られます。
ここでしっかりと戦うとうスタンスをとっておかないと、今後自分自身にさらに大きな損失を伴う話が舞い込んだ時に、また乗ってしまう可能性も充分にあります。