● 衣料品のアビ・ヒサツネが大分地裁に自己破産したということです。
この会社は、衣料品ということなのですが、「手頃な」という事が売りになります。
今で言うと、関東地方では「しまむら」や「ユニクロ」のようなところが展開するひとつ前の地域密着型の業界という感じです。
他にも今紳士服(おもにビジネススーツ)などは、かつてスーツ先着5名に1000円とか行っていた「洋服の青山」や同業の「紳士服のコナカ」などは、安さで大きく展開するような規模までなりました。
また東京ではおばあちゃんの原宿と言われる「巣鴨とげぬき地蔵通り商店街」でも赤い色が目印の「マルジ」という生活衣料品が格安で販売しているお店も有名ですし、東京の北部(板橋区)の下赤塚では、「のとや」という格安の生活衣料品販売店があり、よくテレビなど番組でタレントの益若つばさなどが訪れてレポートしているのが見受けられました。
地元の密着した衣料店となると、下着とか生活衣料品を「安く」提供することで、大規模量販店と対抗しなければならないので、その結果、「超薄利多売」を実施することによってお客さんを食い止めるという方策を取らざるを得なくてはならない結果となってしまいます。
例えば、トランクス1枚50円(ちょっと薄いですが)、靴下1足30円(親指がすぐ「こんにちは」しますが)、女性もののショーツ1枚80円(綿なのになぜか前に黒いワカメの陰が見える)、ヤッケ300円(前のジッパーが直ぐ脱線事故を起こしました!)
これらどう見ても、利益が非常に薄い?としか言いようがありません。その結果体力を消耗して、店じまい及び倒産へと至ってしまうのです。
消費者にとっては「やすい」のは、非常にありがたい味方ですが、民事再生を選んでも「やる気がでない」ので自己破産にいたってしまうのもやむを得ないのかなと思います。
ニュース元・資料
posted by 管理人B at 13:59| 東京 ☁|
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