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(2011/10/3/安愚楽牧場(民事再生手続き中)、破産から始まる、刑事事件への可能性を探る〜リプラス情報収集組合)
(2011/10/3/安愚楽牧場(民事再生手続き中)、破産から始まる、刑事事件への可能性を探る〜リプラス情報収集組合)
その間に起訴しない場合検察官は釈放しなければなりません。「起訴する」という事は、完全に裁判にて「有罪」を勝ち取れるということですから、当然それなりの証拠が揃っていなければなりません。
しかし、逮捕して家宅捜索などもして「始めて分かる事実」というのも当然出てきます。それが大きな事件であれば、23日間で解明するのが難しいのも実情です。
最初の逮捕の被疑事実は4〜5人位の被害者(仮に7万人の債権者が被害者であったとしても)の件で約1億円程度の被害額です。この件については逮捕された被疑者は23日間の身柄の拘束を受けるはずです。そこで、23日目の近くを迎える頃に、また警察は、別の30人位の被害者を約10億円の被害額で「再逮捕」します。その後は最初の逮捕と同様で、同様の事件であったも「別件」なので、さらに23日間の身柄の拘束をします。
そのまた23日間が到来すると、起訴をするのか起訴をしなければ釈放しなければならないことになるので、身柄を拘束するために、同様の被疑事実で50人位で被害額は20億円で「再々逮捕」をします。
そしてまた23日間の期限が近づくと、今までの同様の手法を繰り返す可能性があるのですが、これを何度もやっていると、裁判所も「おかしい」と判断するので、検察ももうそろそろ今まで、逮捕した件についてすべて「起訴」し、捜査は一段落をつけることになります。
その後はいずれにお話したいと思います。
しかし、現時点で判明していることで、破綻直前迄の資金集め・さらに今までとは違う短期間の高利率での募集・民事再生法適用申請後の巨額な負債・負債総額の97%がオーナーへの債権 という事を鑑みれば、当然、「破産」「刑事事件」への可能性は充分に有り得るしそのイメージが出来てしまうのは当然の帰結となります。
それを知ったからと言って、出資した金額が多く戻るわけでもありません。しかし、多額の資金を出資してしまった人は、「自己責任」というには酷すぎるという位、今後の「人生設計」を狂わされている訳です。
せめて、このようなイメージ作りができれば、債権者自身の今後の安愚楽牧場被害の付き合い方も出来るわけですし、今後のダメージもこのイメージ作りにより、回避することもできます。それに対応した「新たな修正した人生設計」が出来るという事になります。