あと希望的な観測を目指すのも大変重要なことですが、「事実」を把握しそれに基づいて、今までの経験則と照らし合わせて安愚楽牧場被害関連の未来を予測すること、それが大切なのです。
当然のことながら、債権者の方々の中には同様の「経験則」というものが大方にして無いのが普通です。だからこそ、この事件にはまってしまっているわけです。
したがって、付け焼刃でも構いませんから、一つ一つ遭遇する出来事をに対して関心と理解をもつことそれが、今後の被害回復への最優先課題ということになります。
この未払い金がオーナーの債権より優先して支払われるものと感じるのですが、この部分を解決して、始めて全体の債権者の利益が確保されるという事になります。
預託農家で繁殖牛の量産を引き続き行うことは当然のことと思うのですが、「牛の預託業務の継続」は、やはり、事業譲渡によって、北海道のノベルズのような引き受け業者を探すことが必要です。そうでないと、安愚楽牧場全体の利害関係者が沈没してしまうので、事業譲渡は重要な課題となってきています。