しかし、破産というのは債務が多くなりどうしようもなくなったので、それを無くし、再スタートを図ろうという目的であるものです。またその中には自分から債務を認めて破産を申し立てて法律の保護を求める「自己破産」と、債権者が債権を取り戻すことができず、さらに返済されるの見込みがたたないということで、に法律の力を借りて債権者の保護を求める「債権者破産」というものがありますが、どちらも「破産手続き開始」となれば、行われることはどちらも同じになります。要は破産する(させる)のにその資金をどこが(自己破産の場合は債務者が、債権者破産の場合は債権者が)負担するかの違いによるというものです。
今回ゲイリー氏の破産は自己破産ということなので、自分から申立をしたという事になります。約3800万円の借金から資産が380万円という1割の資産しかないということです。