海運会社の三光汽船が、私的整理の事業再生ADRを用いて倒産前の処理(ちょっと支払いを遅らせてくれ!とか、危ないけどお金を援助してくれ!)迄行きませんが、経営が危なくなっているとこが分かりました。
最近法的倒産したエルピ―ダメモリは4600億円という製造業での最大の負債額となっていますが、この三光汽船は5200億円というとても大きな負債総額を出していることで有名です。
海運はどうしても必要なものですが、原油の高騰(原子力発電停止にともなう火力発電による石油の需要など)が大きな要因を占めているものと思います。
今後海運業界も三光のように一層厳しくなっていくので、なんとか対策をたてていかなければと思います。
海運は経済の原点です。海運から船を造る重工業が発達し、船を運航する会社があり、船に何かあった時の「保険」というものがあり、船を動かすためには資本の増強(株式)が必要であり、船が無事帰ってきて儲けが出た時は株式の配当。というように、今の経済活動は船から始まっています。
ですから、この間「お家芸」と言われた「半導体のエルピ―ダ」が倒産し、日本経済の成長を担ってきた「海運」をダメにしたら、もう日本は廃人です。
去年の3月11日の東日本大震災の復興も「日本経済」が重要なカギを示します。
もう一度原点に立ち返って考えなくてはなりません。
ニュース元・資料
posted by 管理人B at 02:37| 東京 ☁|
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