目新しいニュースではありませんが、一部の報道が昨日に記事をupしましたことと、最近安愚楽牧場のニュースも減ってきていますので、テンションの維持のためにも、改めて追加考察してみたいと思います。
予めお伝えいたしたしますが、会社の倒産と人間の体と同じに扱うのはケシカラン!と思われる人もいらっしゃるかと思いますが、そういった抗議は充分に承知した上での考察になります。他の説明方法があれば、その方がいいのですが今は「安愚楽牧場」においては、関係する人は「緊急事態」となっています。
特にこの案件に出資した人は、非常に困窮しています。あらゆる手段をつかって、流出もしくは棄損している安愚楽牧場の全資産を確保していかなければなりません。
そういう中での以下の考察になります。ご理解とご協力をお願いいたします。
会社というものは、「会社」ということで一つの組織(一人前の体)と同じように見られます。
例えはあまり良くないのですが、
人間で言うと「会社」⇒人間の体全体で
その中で「総務部」⇒人間の頭の部分
「営業部」⇒人間の下半身の部分
「製造部」⇒人間の胴体の部分
こんなような形になります。
その他に 製造部の中で開発課⇒「胃」の部分
製作課⇒ 「腸」の部分
こういった形に細分化されます。
つまり、会社は「人間としての体」となるから、それで一つの「法人」として存在が認められます。
仮に「営業部」⇒人間の下半身の分が無くなっても、上半身と頭があるから、人間としての存在することはできます。しかし下半身は無いので、車椅子での移動になるのかと思います。
会社が「倒産」という事は、単独の体では人間として存在することが難しいという事です。
ですから、「民事再生」「会社更生」も倒産の一種ですが、人間の体で言うと、「生命維持装置」をつけたり、循環器系の「人工透析」などそういった部分のサポートをされているものとなります。状況が変わって改善されれば、サポート無しで生活できるようになるので、会社もそういう意味では倒産処理(再生手続き)が終了し、普通の会社としてまた成り立っていくことができます。
すると「破産」というのは、人間に例えると「死」を意味します。だから「破産」は清算(事業を止める)ということなのです。
しかし、「破産」の中でも、事業についてはまだ生きている部分(充分採算性の合うもの)もあることもしばしばあります。
その場合は、破産会社の中での事業を他の起業に売り渡すことでその事業は全く別の会社で存続することがあります。
それが人間の体でいうと肝臓をはじめとするその他臓器などの「臓器移植」に相当します。亡くなられた方(特に脳死となった方)が肝臓を別の方に提供する、そのような形となるのが、会社の「事業譲渡」に相当するものです。
そういった考え方に立つと、レストラン安愚楽北霧島は親会社の安愚楽牧場との正式な関係は不明(安愚楽牧場と三ヶ尻社長の出資となっています)なのですが、100%子会社という見方と仮定します。
すると、今回の「レストラン安愚楽北霧島」は安愚楽牧場本体の子会社なので、「未成年の子供」という事になります。
未成年の子供は「親権」が無いと成り立たないことも多いし、中学生・高校生などで仕事を当然していない人もいます。
親会社が倒産(破産)するということは、親が何か事故や病気で亡くなるということになるので、親に養ってもらっている子供(子会社)は、当然路頭に迷ってしまいます。
親会社の100%子会社は、そういう意味で、「連鎖倒産」の影響を受けるという意味合いになります。
同じことの繰り返しになりますが、安愚楽牧場もレストラン北霧島もつながってはいますが、親子関係の会社となっていても、1人の人間が2名いるのと同じで、別会社です。
何か債権を主張するには「債権届」が必要となります。
とにかく取り戻す・戦う意志があるのであれば、まずは「債権届」の提出が必要となります。
ただし、例えば和牛オーナーがこの会社に「債権届」を提出しても、恐らく、安愚楽牧場本体の破産管財人が債権届を出すので、そちらの方で債権を認められる可能性があるので、個人で債権届を出しても恐らく認められる可能性は無いかと考えられます。しかし、色々な意見を主張するには「債権届」の提出はどこでも必要になります。
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