岐阜県岐阜市を本社としてパチンコ店を展開する「豊和商事」が破産手続き開始決定となったようです。
負債は「2010年11月」で約62億円ということなのですが、
この記事だけではどうなっているのかがよくわかりません。それに、一昨年の負債を発表しているのですから尚更です。
ところで、この会社は「不動産」の貸付(つまり地主なのか)を行っていたということで、恐らくその「土地活用」ということで「パチンコ店」を経営し始めたのかもしれません。
土地をもつ人は「地主」と呼ばれますが、土地は「資産」となるものです。しかし、土地は生き物ではありませんが、不動産のため「固定資産税」というものが毎年かかります。だからもっていると、お金がかかるのです。
そのため、土地を何か商業活動に使って最低でも「固定資産税」よりお金を多く産まなくてはなりません。
ですから、土地をもっている人は自分で土地を活用した商売もしくは、大東建託や東建コーポレーションのような「あなたも土地の有効活用してみませんか」などのような業者にお願いして、土地がお金を産むようにしておかなければなりません。
今回のこの会社(豊和商事)はどういった経緯でパチンコ店を営んだのか定かではありませんが、その立地が「商業地域」などであり、パチンコ店にするのがもっとも効率がいいのだと判断したからなのでしょう。
しかし、パチンコ業界も今は競争が激しく、特に今のような不景気でしかも震災後となると、「パチンコ屋」のイメージは努力しても低くなってしまうのが当然の帰結となっています。
ですから、この際に「ポートフォリオ」と言われるような事業のリスク分散(たとえば、パチンコ屋とガス設備業、パチンコ屋とセブンイレブンのようなコンビニ経営)のようにパチンコと逆の景気変動をとらえられるようなビジネスを展開しておくと安定してくるものと考えています。
とにかく、敗因は不況と震災の影響だと考えます。
ニュース元・資料
posted by 管理人B at 17:12| 東京 ☀|
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倒産(その他不動産会社)
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