あの一時期大ブームとなった『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者であるロバート・キヨサキさんの経営する会社(RICH DAD社)が
破産申請(自己破産)をしていたことがあかるみに出ました。
「金持ち父さん、貧乏父さん 」の基本的な考え方は、資産(つまりお金を生み出すもの)、負債(お金を返すべきもの)という考え方に則り、労働者(雇われ者emploee)と自営業(selfbusiness)はお金を食いつくすもので「負債」ととらえ
会社経営(business)と投資(investment)は、組織やお金がお金を生み出すもので「資産」ととらえて、
これを原理として、様々な資産の増やし方を多くの読者に伝授した、ノウハウ本です。
それがベストセラーとなり世界の多くの人に絶賛されたものです。
しかし、それで飯のタネにしていこうというのであれば、その本を売り続けていくか、それともあらたな展開をしていかなくてはなりません。
結局本を売り続けていくこととなりました。
「ビジネス」を拡大していこうというするのは、「お金」が必要となります。「ビジネス」をやる人はそのビジネスが「成功」することに確信を持っているのですが、その成功へ達するための「運転資金」がないのが普通です。現在の多くの企業を見ても、その大多数が「借金」をしていることが実情です。「無借金経営」という会社も見受けられるのですが、やはりそれは稀なケースです。
そういうことから、「金持ち父さん、貧乏父さん」のロバートキヨサキ氏は、借金をして販売に力を入れていったということです。そして、販売に見合った実績(実利益)がでなくなり、販売を続ければ続けるほど「債務」が拡大し、とうとう借金の返済が期日に間に合わず、裁判迄もちこまれて、支払い命令の判決がでて、それに耐えられなくなったので、自らの会社が「万歳(破産)」をしたということです。
尤もロバート・キヨサキ氏は、そのまま生活などに影響がなければ、投資(Investment)だけで過ごすような記述をしていましたが、やはりビジネスをした方が資金が増えるし、生きがいもあるのでその選択をしたのかと思います。
「ビジネス」には必ず「誤算」つまり「小失敗」というものがあり、その「小失敗」を省みてはじめて、次の成功の道が確実のものとなるのです。それをないがしろにしてしまえば、いつかは「大失敗」をし、企業の生命を絶たれる倒産(破産)へ突っ込むリスクは必ずおとずれるのです。
ですから、何事も「逃げ道」や「どう転んでも大丈夫」なような企業活動は大切だと考えられます。
ニュース元・資料
posted by 管理人B at 14:29| 東京 ☀|
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