「リクルート」という言葉は英語は「Recruit」で「新人」という意味となっています。またその派生語が日本語では求人という意味を指しています。
つまり「リクルート」とう名前は、就職や就職後の新人を指す意味を持っているので、「リクルート」(現 リクルートホールディングス)という会社概要はこういう部分が
軸となっていることがうかがわれます。
その「リクルート」の創業者である江副浩正 氏 が昨日 2013年2月13日 お亡くなりになられました。76歳です。
リクルートという会社は、日本の経済をかつて引っ張ってきた重工業や製造業、そして商社とは違うところの産業であり、「出版」業なのですが、他の「出版」社と違うところは、「情報」を大きな売りとしているところにあります。
「リクルート」がおこなっているような企業活動はかつてどこにでも存在はしていたのですが、それを「表舞台」に積極的に引っ張り出すというのが、この企業の特徴です。それを「サービス化」したのが、この江副氏なのではないのでしょうか。
この江副氏の原点は「サービスの有料化」で、何かをしてもらうときは「有料」でという経済を介在させるところにあります。一見すると他の人からみると「ケチ」とかそんなふうに見えたのかもしれませんが、何かをやるときにはなんらかの「人件費」がかかるものなので、それを遠慮なく推し進めていったのが江副氏の企業の考え方なのだと思います。
創業から約40年という企業としてはそんなに長い歴史があるわけではないですが、30年経った現在でもリクルートは、就職の分野だけでなく、不動産分野や金融などの情報提供分野に進出し、かつて、リクルート疑獄事件の当事者となった会社「リクルートコスモス」のような現業をもつほどの企業グループまで成長しています。
その情報分野では、リクルートが今でも日本の先頭を突っ走っている状況で、今でもその状況を堅持しています。
ニュース元・資料
posted by 管理人B at 19:04| 東京 ☀|
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