2013年04月15日

上杉建設サービス(三重県鈴鹿市):自己破産申請へ 負債総額2億5700万円〜不動産業にしっかりと進出するか、住宅建設迄にとどめるかどちらかにしたほうがリスクがすくなかったのでは。

 上杉建設サービス(三重県鈴鹿市)が自己破産の手続きに入ったということです。負債は2億5700万円になります。
この会社は業務内容を見てみると、「住宅リフォーム」というよりは、建売住宅の方も力に入れており、実質的には「不動産業」のような業務も行っています。
 けれどもこの会社はHPなどを見てみると「建設業」の登録だけとなっており「不動産業」の登録はされておりません。では「不動産業」もやっていれば、宅地宅建法などにより三重県知事の登録や宅地建物取引主任者が必要になることや、不動産の取引の範囲が「自社物件」(つまり自分の土地家屋を賃貸もしくは売買すること)に限っているため、「建設業」だけでの登録運営なのだと考えられます。

  ご存じの方も多いかと思いますが、「不動産業」の営業規則は、まず都道府県知事や国土交通大臣からの登録が必要で、店舗5人の従業員につき最低1人は「宅地建物取引主任者」を配置していることで、他人の不動産物件を売買・賃貸という「仲介」(ちゅうかい)ができることになっているのです。
  ですから、自分(自社)所有の不動産の売買及び賃貸は「宅地建物取引法」の範疇外となるため、自分でだれでも登録無しでできるということになります。つまり、別の例えでいうと、自分の会社が何かで訴えられたら、取締役が弁護士を使わないで自ら訴訟に乗り出すとうようなことと似ています。

 そうなると、ここで気になるのが、「建売住宅」という件になるのですが、不動産業ではない者が「建売住宅」を売買するということは、その売主が自分でなければならず、当然「他人のもの」であってはならないはずです。
 この会社が、自社で不動産をバンバンもっているのであれば、「資産」が豊富にあるのですから、破産なんていうことはありえないと言っても過言ではありません。
 そうでない場合、旦どこからか不動産を仕入れて、自社の物件に登記し直してなどということになるのかもしれませんが、そうなるとかなり資金繰りが大きく必要になりますし、その登記なども面倒なことになります。
 
 リフォームや住宅建設がメインなところが「売買」をメインにしようとするとやはり面倒なことになり、そういったところで脱輪してしまうと、すぐに「破産」へと追い込まれてしまうのではないかと考えれます。

 



ニュース元・資料
posted by 管理人B at 12:08| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 倒産(その他不動産会社) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

過払い金・貸金法律倒産系/被災被害者の会/社会人サークル情報2013年04月14日














posted by 管理人B at 00:01| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | twittertokyojinmyaku1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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