2008年10月08日

リプラス、破産から14日目

平成20年10月8日(水)、地元系不動産屋さんにとっては、水曜日が定休のところが多いかと思います。東京地方は今日は朝から雨模様です。昨日は曇時々晴れでした。
 昨日はリプラスの中の賃貸保証事業部(レントゴー)がの譲受先企業が内定したということで、関係者の方々(家主様、賃借人様、管理会社様、従業員さま、リプラスの旧経営陣、姜裕文元代表取締役)も一息ついておられることと思います。
  内定先が大資本のようなところではなく、リプラス同様のベンチャー企業であり、サービス業(情報技術系)の株式会社デジタルチェックということで、驚いていらっしゃる方も少なくないでしょう。

 話によると、デジタルチェック(東京都新宿区西新宿2丁目 )は現在の多くの企業の中で上場するのに最も近い企業であると言われています。そのような「嫁入り前」」の状態とも言えるデジタルチェックが、なぜ300億もの負債を抱えた、しかも従業員の給与まで支払えなくなった「フルチン」状態のリプラスを救わなければならないのかという声も聞こえてきます。
 しかし、譲受先のデジタルチェックに言わせて見れば、レントゴー保証は賃貸保証事業としては最大手で、しかも現状より今後の発展をさせるとの意欲を示されているとのことです。
  デジタルチェックも従業員数は150名とも言われ、あまり経済事情には疎いものにとっては、「大丈夫なのかな」との声もあるようですが、会社の規模は従業員の人数には関係なく、重要なのは人数よりは資金力となります。その資金力がデジタルチェックには大きく備わっているのだと思います。
 このような少人数といえる企業が譲受ける傾向は決してめずらしくなく、経営側はファンドマネージャーとしての腕(証券会社や投資銀行出身)を持っているのかもしれません。
 先々のことはあくまでも推測しかいえませんが、デジタルチェックは今後もM&Aをやりながら、持ち株会社的な存在となると見ています。その子会社の1つに今回リプラスから譲受けるレントゴー保証となるのでしょう。昨日の日経平均株価を見ても1万円を割るという状態なので、上場に近いといえるデジタルチェックにとってもすぐには上場を試みるとはいえないでしょう。
  リプラスの株主の中には単に利益を稼ぐというよりは、レントゴー魅力やリプラスの事業内容に興味を持ったり感銘を受けて株を保有している人も少なくありません。現在30円程度の値段が付いているの
そのような人々がいて、その人たちは十字架を握り締めながら来る10月9日の上場廃止に向かえようとしています。少しでも関係者の方々の失ったものを回復できればと思います。

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posted by 管理人B at 04:47| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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