●ジョイントコーポレーションの倒産(会社更生法適用申請)の続報です。沖縄県の新聞の琉球新報によると宜野湾2ホテルの計画がたたっていたとのことですが
今回の倒産により、今後の計画が白紙になるという可能性が高くなったとのことです。実際にこれを決定するのは保全管理人(主に弁護士)になると思いますが、
倒産までくると譲渡などで再起を図ることも結構厳しいともいわれいてます。
実際資金力のあるオリックスも支えられなかったことを考えると、株式会社アーバンコーポレイション(民事再生法適用申請)などの例も考えて、厳しい状況であることは否定できないと思います。
リプラスのAM事業くらいの物件やその時期であれば、過去にジョイントアセットが引き受けた例も見て、その資金力を提供できるところはあったのかもしれません。
ジョイント・コーポ破たん 宜野湾2ホテル計画白紙2009年5月30日
東京証券取引所一部上場で、不動産開発会社ジョイント・コーポレーションは29日、東京地裁に会社更生法の適用を申請したと発表した。負債総額は子会社1社を含めて1680億円。
ジョイント・コーポレーションによると、オフィスビルなどを転売する不動産流動化事業が、米サブプライム住宅ローン問題以降の金融不安と不動産市況の低迷を受け悪化した。一方、「アデニウム」ブランドで展開するマンション分譲事業は順調だったという。
ジョイントは、オリックスグループから約100億円の資本参加を受けて事業の立て直しを目指していたが、資金繰りが悪化。東海林義信社長は「今後3カ月間で500億円程度の支払い資金が必要だったが、金融機関などから支援を得るのが困難となった」と説明した。
ジョイントは、宜野湾市に建設中のジノンハウスホテル沖縄(12階建て、客室数177)の開業を7月1日に予定していた。隣接する西海岸都市機能用地第一街区には子会社のジョイント・ホスピタリティ(東京、山下孝二社長)が、日本スターウッドホテル(東京、ロタ・ペール社長)などと共に「シェラトン沖縄宜野湾ホテル(仮称)」の開発を決めていたが、共に白紙となった。
ジノンハウスは完成間近で、建設業者からの引き渡しはまだだった。2ホテル計画を含む同社の財産は、保全管理人の管理の下で譲渡先を探すことになる。
ジョイント・コーポレーションは「ジノンハウスを開業できるかどうか未定。(シェラトン建設予定の)土地をどうするかも未定の状態だ。保全管理人の決定を待つしかない」と話した。
ジノンハウスホテル沖縄の運営を受託しているグリーンホスピタリティーマネジメント(東京、中舘亨社長)は「予約客もおり、取引業者を含めてできるだけ迷惑が掛からないよう対応したい」としている。
「シェラトン沖縄宜野湾ホテル(仮称)」は245室で320平方メートルの宴会場、レストラン、レクリエーション施設、266台収容可能な駐車場などを備える予定だった。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-145297-storytopic-4.html
(2009/5/30/琉球新報 −沖縄の新聞、地域のニュース)
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