● 米国の自動車メーカーGMについてです。連邦破産法第11条は日本では民事再生法に相当するということで、倒産ではありますが
再生を充分に考えた再起のものです。現在の金融不況の発信地がアメリカであることや破綻したリーマンブラザーズ証券などによる、サブプライムローンによる日本への不動産業の影響は
非常に大きかったです。当然リプラスもその影響を大きく受けたことは忘れることはできません。友好関係にあったジョイントコーポレーションも当然サブプライムの影響を大きく受けています。
昨日話題にした平成電電もサブプライムローンの縮小版ともいえるでしょう。
さらに、その余波が金融や不動産とは違う、産業の根幹をなすGMにまで発展したことは否定できません。
GMは自動車産業では世界のトップであるだけに、誰でもその状況を見逃してはいけないものと思います。
もちろん不動産業の今後をみるにしても投資を見るにしても、GMの再生の行方は大変興味あるものとなります。
(以下参照)
GM「09年末までに赤字体質脱却」 CEO会見
【ニューヨーク=小高航】1日に米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したゼネラル・モーターズ(GM)のヘンダーソン最高経営責任者(CEO)は同日、法的整理による負債圧縮で、2009年末までに赤字体質からの脱却をめざす意向を示した。中国など海外事業の強化などで迅速な再建を図る。ただ米政府が60%の株式を保有する「国有化」から脱するには「数年かかる」との見方を示した。
GMは破産法手続きの中で、負債や不採算事業の整理を進める。黒字化達成の時期として「09年末までに、米新車市場が1000万台でも収支均衡を図れる水準を目指す」とし、年内の赤字体質脱却を目標に据えた。同時に「販売台数よりも採算を重視する」とし、薄利多売の戦略から距離を置く姿勢を示した。(11:44)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090602AT2M0200W02062009.html
(2009/6/2/日経ネット)
ちょっと興味を持ち拝見させていただきました♪
とてもいいブログですね!
またおじゃましまーす!