2009年07月10日

家計悪化で不動産競売が増加、住宅ローンの不良債権化に懸念

● 今年の賞与は当然景気の悪化を受けて、どの企業も激減しています。また賞与に相当するものを「業績連動」をうたっている企業では、全く出ないところもあり、家計には大きな打撃をうけることになります。
特に住宅ローンの返済に賞与の引当がある人にとっては大変な状況になっている人もすくなくありません。
 現在は銀行も返済ができるようにと、ローンの期間を延長したりしているところも少なくありませんので、何らかの形で相談することが一番だと思います。

 
(
以下参照)
家計悪化で不動産競売が増加、住宅ローンの不良債権化に懸念
2009年 07月 7日 18:56 JST 
 
 東京 7日 ロイター] 夏のボーナスの大幅削減など家計をめぐる環境が厳しさを増す中で、住宅など不動産の競売件数が、今秋以降に一段と増加する可能性が浮上している。  収入減に伴うローン滞納が急速に増えるとみられるためだ。米国のサブプライムローン問題のような支払い不能者の急増という状況にはないものの、失業率の高止まりが続くような事態となれば、住宅ローンの不良債権化が目立ってくるとの懸念が広がりつつある。
 東京・目黒区の住宅街にある東京地方裁判所の民事執行センター。不動産競売物件のデータをはさんだ青ファイルが閲覧室にずらりと並ぶようになった。
 東京地裁によると、競売申し立て件数(不動産等担保権実行と不動産等強制競売の新受件数の合計・本庁ベース)は、2008年に3669件となり、07年の2636件と比べ4割増加した。
 不動産関係者によると、サブプライムローン問題が表面化した07年秋ごろから、競売件数はじわりと増え始めた。不動産ミニバブルの時期に、背伸びをして高額物件を購入したものの、その後の企業倒産やリストラ、収入減で住宅ローン返済に行き詰る例も少なくない。
 税込み年収に占める返済額の割合は25%が理想とされる中、不動産専門のデータバンクである東京カンテイ・市場調査部・上席主任研究員の中山登志朗氏は「2007年、08年には、住宅ローンが年収の4割を超える例も増え、その後のリストラや給与カットで返済計画が狂い、任意売却や競売というケースは当然出ている」と指摘する。
 <滞納から競売に時間差、今秋以降に注目>
 マクロ統計をみると、雇用・所得など家計をめぐる環境は厳しさを増している。日本経団連の集計によると、今夏のボーナスは前年比で2割近くの大幅減。5月完全失業率は5.2%に悪化し、過去最悪の5.5%に迫る勢いだ。特に35歳から44歳の働き盛りの年齢層の失業者増加が目立つ。
 複数の専門家によると、住宅ローンの滞納から競売までは、民間ローンの場合は概ね6カ月程度のタイムラグが生じる。今夏のボーナス大幅減の影響が、不動産の競売件数の増加という形で出てくるとすれば「早ければ今秋ごろからの可能性がある」(不動産専門家)という。
 国内の住宅ローンの2割を占める住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の場合は、競売までのタイムラグが1年程度と比較的長く「今年6月のボーナス払いから滞納した場合、競売に至るのは来年初夏となるイメージだ」(広報グループ)と説明している。同機構の2008年度の競売件数は1万6577件で、比較可能な2002年度以降で最多だった。
 <金融機関の貸出競争、ローンの不良化あおるリスクも>
 第一生命経済研究所・経済調査部・主席エコノミストの熊野英生氏は「心配なのは、銀行が個人向けに融資している住宅ローンだ。失業率の高止まりが長引けば、不良債権化リスクが顕在化する可能性がある」と述べ、雇用悪化による住宅ローンの不良債権化に懸念を示している。
 貸し倒れリスクが相対的に低いとされる住宅ローンだが、金利優遇幅の拡大や競争激化に伴い、採算性は低下している。日銀のスタッフが昨年末に発表した住宅ローンに関するリポートは、近年に実行された貸出ほど「デフォルト率曲線の立ち上がりが早くなる傾向がうかがえる」と指摘。住宅ローンを組み始めてから返済に滞るまでの期間が短期化する中、対応策として頭金の設定による融資率の抑制などを挙げるなど、住宅ローン競争に警鐘を鳴らしている。
 しかし、融資基準は緩和傾向にあり、従来は利用できなかった層にも住宅ローンの間口は広がっている。政府の追加経済対策の一環として、住宅金融支援機構の固定金利型住宅ローン「フラット35」では、頭金不用の100%ローンが6月から可能となった。民間銀行の住宅ローン金利の引き下げ競争にも拍車がかかっている可能性もある。
 住宅購入へのハードルを下げるといった政策は、大口消費を喚起するなど景気回復へのカンフル剤ともなりうるが、この先、失業率が高止まりするような局面が続けば、銀行の不良債権比率が高まっていくおそれもある。雇用・賃金環境の悪化に伴う、競売件数の増加や住宅ローンのデフォルト率の推移など、今後の動きからは目が離せない。
 (ロイター日本語ニュース 寺脇 麻理記者;編集 田巻 一彦)

http://jp.reuters.com/article/economicNews/idJPJAPAN-21268020090707
(2009/7/7/ロイター)



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posted by 管理人B at 05:14| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 賃貸保証・滞納家賃保証業界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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