2009年08月31日

破産者株式会社あいであ・らいふ外3者第2回財産状況報告集会(債権者集会)の結果  

 

 前回の破産者株式会社あいであ・らいふ外3者 の第1回の債権者集会 は平成21年5月11日(月)に東京地方裁判所民事第20部(家簡地裁合同庁舎債権者集会室T)で13時30分より行われました。
 今回はその続きで前回予告どおりの期日で本日(平成21年8月31日(月))に前回と同じ場所で開催されました。

 前回もお伝えした通り、破産者(株)あいであ・らいふ は約40年にもわたり営業された出版社でした。
主な出版物は「月刊頭で設ける時代」「男の隠れ家」の2つの雑誌でした。特に「月刊頭で設ける時代」はこの会社の老舗雑誌で会社の2事業の一つの重要な柱
でした。またもう一つの事業は「投資事業」というものでした。その内容は同社の嘉藤慎哉元代表取締役がメインで行っているもので、事業を立ち上げるための資金調達として
「投資事業組合」(匿名組合)というものを立ち上げて、一般投資家(主に同社の主力雑誌「月刊頭で設ける時代」の読者など)から資金を調達し、運営益が出たらその実績に応じて
分配するという事業です。
           

しかし、10以上の投資事業組合を立ち上げたものの失敗に終わったものが多く、酷いものには投資事業組合を立ち上げてもほとんど手つかずのものや、資金を集めたものを本来行う事が許されない「月刊頭で儲ける時代」の赤字補填に流用しての延命処置
をしているものもあり、出席した債権者から激怒するまでに至っています。
 その事業実態や破産に至った経緯を調査した破産管財人からの報告を一言で言い表すと「『超アナログ企業』だった」ということになるようです。しかし、債権者からはそのような報告結果では納得できず、
嘉藤氏を始めとする経営陣が詐欺や横領を働いたのではないかという疑問を呈しているような状態です。
 

 今回も以下の4者の債権者集会になります。
 あいであらいふ
 トレードチェックシステム
 メガカフェ 
 嘉藤慎哉 (個人の破産)

 尚他にも匿名組合が多数設立されていますが、今回もこの3社と1個人の破産による債権者集会ですのでそれ以外の件につきましては、未定とのことです。
 
 次回第3回期日は「メガカフェ」以外の3破産者について行われ期日は「平成21年12月8日(火)14:30より」、今回と同じ場所で行う予定です。
 そして「メガカフェ」につきましては、今回の集会をもちまして、債権が確定し、配当手続きに入るとのことで、その終了報告として上記期日とは関係なく、それより早い期日
の平成21年10月19日13:15より今回と同じ場所で行われる予定です。但し終了報告(「計算書の配布」程度で終わると思われます)だけなので、債権者においてもあえて出席する必要はないとのことです。
 また、トレードチェックシステムに関しては配当すべき財産が殆どないため次回の集会をもって廃止(異時廃止)となる見込みです。

 以降後日にわたり各債権者集会のご報告を随時行っていきます。
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