●この記事を取り上げた趣旨は警察官の取り調べの問題というよりは、家賃滞納の保証会社の従業員が滞納している賃貸物件をたずねたところ、死体となって発見したということによります。
家賃を滞納している人の属性として多いのは、警察に勾留されてしまい家賃を払えなくなった・独り暮らしの高齢者が居室でなくなっていた ということも少なくないようです。
特に独り暮らしの高齢者の異変にきずくことはかなり遅くなってしい、皮肉にも「家賃滞納」を重ね、連絡がとれなくなったということで、保証会社の社員が安否を確認するということで発覚することも
少なくありません。
逮捕前に事実上の拘束、「帰宅させた」とウソ報告…大阪府警
大阪・浪速区の男性刺殺で
事件は、9月4日夕に発覚。家賃を滞納していた部屋を訪ねた保証会社社員が、浴室に放置された男性(当時33歳)の遺体を見つけた。
府警は、部屋の使用者で、男性の知人だった焼田被告を同7日、奈良県生駒市の自宅近くから浪速署に任意同行し、夜まで聴取。この日、事件に関する供述は得られなかった。こうしたケースでは通常、帰宅させるが、捜査担当者は「逃亡の恐れはないが、過去に自殺を図ったことがあり自暴自棄になる恐れがある」と判断。被告に口頭で了解を得たうえ、監視役の捜査員1人と同署近くのホテルの同じ部屋に泊まらせたという。
翌8日朝、捜査員がホテルから署に同行し聴取を再開。夕方になり、焼田被告は「室内で殺害し、自分一人で浴室に運んだ」と自供、死体遺棄容疑で逮捕された。
関係者によると、捜査担当者は同課幹部に対し、焼田被告の自供経緯について「参考聴取後、自宅に戻ったが、8日朝にすっきりした表情で署を訪れ、自供に至った」と虚偽の説明をしていたという。
逮捕から数日後、宿泊の事実が発覚し、課内で問題化。同課幹部は読売新聞の取材に、「捜査手法として間違いと言い切ることはできないが、正しかったとも思っていない」とした上で、「公判で供述が証拠採用されない恐れが高いと考え、補充捜査を進めている」と話した。
問題発覚後、事件を担当する捜査班は変更されたが、同課幹部は「秋の定期異動に伴う配置換えで、関連はない」としている。
同事件で、焼田被告は死体遺棄罪で起訴され、今月13日に強盗殺人容疑で再逮捕された。強盗殺人罪で追起訴された場合、死体遺棄事件と併せて裁判員裁判で審理される見通し。
(2009年10月20日 読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20091020-OYO1T00268.htm?from=top
ラベル:大阪・浪速区 拘束 大阪府警 府警捜査1課 焼田(やきた)具明(ともあき) 焼田具明 死体遺棄罪 強盗殺人容疑 再逮捕 保証会社 遺体 見つけた 家賃 捜査担当者 読売新聞 裁判員裁判 2009年10月20日 問題発覚後 補充捜査 自供経緯 捜査手法 ウソ報告 逮捕前 事実上 帰宅させた 男性刺殺
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