●ロプロの債権者集会も行われ、やはりSFCGと同じように創業者の責任にも言及されそうです。
実際にこのような企業のスポンサーとなるべき企業が出てくるのかどうかが注目されそうです。そうでない場合は「破産」となりその後の債権者の回収が一層困難になることは必至になるかと思われます。
過払い分の返還が重くのしかかったことはSFCGと同様であり社会的につぶされた企業という見方としてもできるのではないかと思います。
2009.11.5 21:56
今月2日に会社更生法の適用を申請して受理された商工ローン大手、ロプロ(旧日栄)の債権者説明会が5日、大阪市内で開かれた。説明会は非公開だったが、出席者によると、ロプロ側の申し立て代理人の弁護士は「時間の猶予は欲しいが、創業家の責任も追及したい」との考えを明らかにしたという。ロプロ側はスポンサーを探して再建を図る意向を表明しているが、関係者からは「破産は避けられないのではないか」との声が早くも上がっている。 ロプロによると出席者は62人。開催時間は2時間の予定だったが、約1時間で終了した。更生法適用申請から3日後の開催だったため、周知が十分でなかった面もあるようだ。6日には東京で開催される。
説明会では、2日に常務から昇格した家田孝新社長が今回の経緯について陳謝。被害者弁護団からの創業家の責任を追及する質問に対し、ロプロ側の弁護士は前向きに対応する意向を示した。また、ロプロ側は利息制限法の上限を超える利息を完済した人にも同法に則って計算し直し、返還を請求できる債権者であることを連絡する措置をとる方針も明らかにした。
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/091105/fnc0911052159015-n1.htm
(2009/11/5/MSN産経ニュース)