ロプロ社員の受け入れ前向き Jトラスト社長表明
商工ローン大手、Jトラスト(大証2部、大阪市)の岡本隆男社長は12日の決算会見で、会社更生法の適用を申請して受理された同業のロプロ(旧日栄)に触れ、「支援要請の話はまったくないが、当社と旧日栄はある種親子の関係だったので、何らかの要請があれば協力させていただく」との考えを明らかにした。具体的には、社員受け入れなどが想定されるという。
旧日栄は上場前のJトラスト株の一部を保有し、日栄創業者の松田一男氏がJトラストの会長を兼ねていたこともある。岡本社長は「当社からモーションを起こす気はまったくないが、何らかのお手伝いができれば」と語った。そのうえで、「(商工ローン)業界は貸し手が支え合わないとリスクが大きすぎる。プレーヤーが少なくなることを危惧(きぐ)する」との見方を示した。
(2009年11月13日 08:23)
http://www.sankei-kansai.com/2009/11/13/20091113-016954.php
(2009/11/13/産経新聞関西)