2010年01月06日

“ごね得”許した「派遣村の品格」 費用は6千万円大幅超の見込み

●当然のことですが、派遣村でも「想定外」という事が多く発生しています。その一つは予算になります。国からの全面的な支援なのですが当然税金から出ています。色々な人がいるのも事実で、その裏の事情もここの記事においてとても関心があります。篠原涼子主演の「派遣の品格」ではなく「派遣村の品格」というのもテレビドラマをもじったようでユニークな表現です。
 来年も果たして景気がどのようになっているのかはわかりませんが、今回のような行事もあるとなるとやはりまだまだ工夫や改善点も必要になってくるのかもしれません。昨年の日比谷公園で行われた労働組合や特定非営利活動法人自立生活サポートセンター・もやい(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい)の事務局長の湯浅誠氏や名誉村長の宇都宮健児弁護士などが行っていたものもかなり品の悪い参加者もいたとのことです。
 今までの景気対策を見てみると「ばらまき」が多いきがしますが、肝心の公共事業や未来に向かっての政策がなければ、税金を大きく生み出すことは至難の技のように思えますがいかがでしょうか。

 
 
 

“ごね得”許した「派遣村の品格」 費用は6千万円大幅超の見込み
2010.1.4 22:45
 
「公設派遣村」退去についての説明を受ける入所者ら=1月4日午前、東京都渋谷区の国立オリンピック青少年総合センター(鈴木健児撮影) 「不平を言えば融通が利く。みんな“ごね得”だと気付いている」。4日閉所した東京都の「公設派遣村」を出た男性(34)は“村”での生活をこう皮肉った。派遣村では開所以来、行政側と入所者の衝突が絶え間なく続いた。職員の口のきき方への不満に始まり、昼食代の現金支給を求める入所者…。当初、目的だったはずの就職相談は不調に終わり、職員は最後まで入所者への対応に右往左往した。


就労相談わずか1割

 都は3日夜、この日退所した833人のうち住居を見つけられなかった685人のため、4日以降の新たな宿泊先に400人分のカプセルホテルを用意。残りの入所者には、都の臨時宿泊施設を割り振ることを決めた。
 だが、いざこざはここでも起きた。入所者の1人は冷笑を浮かべて言う。
 「その夜も『なぜ全員がホテルに入れないのか』と騒いだら泊まれることになった」
 入所者の抗議と厚労省などの後押しで、都は決定を覆す。抗議の数時間後にはカプセルホテルを追加で借り上げた。「騒ぎが大きくなったので…」と職員は言葉少なに語るのみだ。

 この1週間で本来の目的の就労・住宅相談に訪れた入所者はわずか1割。「正月休みに相談しても仕方ない。派遣村では一時金がもらえるとのうわさもあった。それ目当てで入った人も多い」との声も漏れた。

 一方で、自力で社会復帰への第一歩を踏み出した入所者も。退所を選んだ男性(67)は「入所中に友人の会社に就職が決まり、社宅に住めることになった。年末年始に泊めてもらって感謝している。食事もおいしかった」と語った。
 だが、この男性のように新たな職や住居が決まったのは少数だ。利用者数は当初の想定を超え、約6000万円と考えられていた費用も大幅に膨らむ見込み。費用はすべて国の負担で、都の幹部は「結局、政治のため」とぼやいた。

http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/100105/tky1001051048001-n2.htm
(2010/1/4/MSN産経ニュース)

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