野村不動産が東京都豊島区で分譲中の大規模マンション「プラウドシティ池袋本町」(総戸数785戸)の第1期325戸が即日完売した。最高倍率は7倍、平均1.56倍、総登録件数509件だった。販売価格は4,190万〜8,380万円(58〜87平方メートル)、5,500万円台が最多価格帯。反響の大きさから、3月下旬に50戸を追加販売する予定だ。 都心の駅前大規模開発の希少性と、環境共生型の物件コンセプトが高く評価された。契約者の属性として、年収1,000万円以下の層が4分の3以上だったにもかかわらず「自己資金1,000万円以上」が6割に上ったことを受けて、同社住宅カンパニー長の松本聖二専務執行役員は、「政府が打ち出した贈与税非課税枠拡大も後押ししているのではないか」と話している。
今後、ゴールデンウイークに第2期住戸(戸数は未定)を供給し、年内にも全戸の販売を終了したい考えだ。
物件の所在地は、豊島区池袋本町4、JR埼京線板橋駅徒歩2分ほか。敷地面積約2万平方メートル、地上15階建て。竣工予定は2011年3月。
http://www.asahi.com/housing/jutaku-s/JSN201003090003.html
(2010/3/9住宅新報社)