2010年06月16日

SFCG元会長を取り調べ 民事再生法の違反容疑

● やっとになりますが、SFCG元会長の大島健伸 氏の強制捜査(逮捕)が秒読み段階となりました。
 強引な取り立てなどを色々とやっているから様々な容疑で逮捕されるという話もありますが、今回逮捕される容疑は「民事再生法違反(詐欺再生)」ということです。いかえると、民事再生の適用申請をしていながら、SFCGの資金を個人的に流出させていたということです。
 つまり、私用につかったということになります。
 またこの件に関しては現在の破産管財人(当時は監督委員)の瀬戸英雄弁護士も民事や刑事においての責任追及をする方針と債権者集会で述べていました。
今までの情報などによると子会社であるMAGねっと(現在はMAGねっとホールディングスとなっており、その会社の一つにVESTA(ベスタ)という、株式会社リプラスや株式会社デジタルチェックへ譲渡されたレントゴー保証株式会社と同業の家賃保証会社で業界首位が存在)にも大きく流出していたという事も伝えられています。

 


 

SFCG元会長を取り調べ 民事再生法の違反容疑
破綻前に資産譲渡 2010/6/16 11:07 手続き中の商工ローン大手、SFCG(旧商工ファンド)の資産が、破綻前に大島健伸元会長(62)の関係会社に譲渡されていた問題で、警視庁捜査2課は16日、債権者への配当を逃れるため不正に資産を流出させたとして、民事再生法違反(詐欺再生)容疑で大島元会長や同社元幹部ら数人の取り調べを始めた。容疑が固まり次第逮捕する。


 
SFCGの大島健伸元会長の自宅に入る警視庁の車両(16日午前、東京都渋谷区)
 捜査関係者によると、大島元会長らは同社が民事再生法の適用を申請する約2カ月前の2008年12月、同社の資産である額面約400億円の貸付債権を、元会長の親族が経営する関係会社に譲渡させ、債権者に損害を与えた疑いが持たれている。

 大島元会長らは、関係会社が貸付債権を額面の約2割の値段で買ったとする「売買契約書」を作成していたが、実際には関係会社からの支払いはなく、無償譲渡だった疑いが強いという。
 SFCGは大島元会長が1978年に「商工ファンド」として創業。東証1部に上場した99年、強引な債権回収手法などが問題化し、大島元会長が国会の委員会に参考人招致された。02年に社名をSFCGに変更した。09年春には日本振興銀行などに債権を二重譲渡していた問題が発覚した。


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SFCGとは (2010/5/18 4:22) SFCG、担保物件 破綻直前移す (2010/5/18 2:00)

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9C8197E09B9C99E2E38DE3E4E2E4E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2
(2010/6/16/日本経済新聞)

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