2010年10月08日

弁護士、取り調べ録音を公表 大阪府警の暴言問題2010年10月8日

●大阪府警の暴言事件の続報になります。この事件の後押ししている弁護士は大阪弁護士会で86人とかという話になっているとのことです。それは「取り調べの可視化」という事に絡んでのことかと思われます。昨日では「公務員職権濫用」という話になっていましたが、話題の通り「特別公務員暴行陵虐」に加え、「証拠隠滅」容疑としても告訴したとのことです。証拠隠滅とはここではICレコーダーの録音を削除させる行為です。この取り調べ自体が違法となる事件となりますから、証拠を隠滅ということにより、独自の犯罪を示すことになります。
 ただ、この告訴のしどころが問題の「大阪地検特捜部」となっているので、はたしてどこまで捜査をしっかり行うかが再度の問題になるかと思います。

ちなみに16年前東京地検特捜部においての取り調べで、ゼネコン事件の守屋木材の参考人に暴行(傷害)事件をおこした金沢仁 元検事は、その時も特捜のエースとまでは言えないようでしたが、東京地裁において懲役2年の判決で執行猶予がついています。その時発した暴言は「豚野郎」という言葉などでした。

 

 




 

弁護士、取り調べ録音を公表 大阪府警の暴言問題2010年10月8日
   
 大阪府警東署の男性警部補(34)らが任意で事情聴取していた男性に暴言を浴びせたとされる問題で、男性の代理人の弁護士が7日、大阪市内で会見し、男性がICレコーダーで録音した取り調べ時などの音声を公開した。代理人によると、警部補は録音に気づき、男性にデータを消去させようとした疑いもあるといい、暴言による特別公務員暴行陵虐容疑に加え、証拠隠滅容疑でも大阪地検特捜部に告訴する方針を明らかにした。  代理人によると、男性は30代の会社員で、9月3日に職場から呼び出され、東署で任意の取り調べを受けた。レコーダーには「お前、なめんなよ。殴るぞ。手出さへんと思ったら大間違いやぞ」「お前の人生むちゃくちゃにしたるわ」などの発言が記録されていた。男性はレコーダーをズボンのポケットに入れ、約3時間にわたり録音していたという。
 録音に気づいた警部補は「そういうことをしていること自体、お前黒や」と言い、男性にレコーダーの音声ファイルを「ごみ箱」フォルダに移動させた。しかしごみ箱に移しただけでは削除されず、再生できたという。

 府警によると、取り調べたのは警部補と男性巡査部長(31)で、府警の調査に暴言を認めているとしている。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201010080050.html

【関連する記事】
posted by 管理人B at 22:59| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 警察事件関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
広告一切なし!とっても見やすいは【JUGEM PLUS
不動産投資を学ぶなら!
絶対節税の裏技 【中小企業の節税を考える税理士の会】が節税ノウハウを提供しています お申し込みはこちら
[PR]:くちコミ効果で売上げUP FPによる無料保険相談は「あなたのFP」で! 生命保険保険見直し
100円PC市場