2011年02月28日

厚生年金基金の積み立て不足、3700億円に 厚生年金基金の積み立て不足、3700億円に

●これは、ひとごと何所ろの話ではありません。
 以前、りそな銀行系列が九州石油業厚生年金基金の運用(不動産投資として運用)に失敗して提訴されたことを話題にとりあげましたが、それと同等のことがここでは起き始めています。
 普通の厚生年金の失敗であれば、「国が悪い」という事で何らかの処置がのぞめるのですが、これは普通の民間企業が運用しているというものなので、依頼者(受給予定者)もこのことを法律上承知でおこなっているから、極端な話となるまでもなく、普通の株式同様の投資と同じ事と言えるわけです。しかも老後の糧となる資金がこのような状態になれば、転職も就職も期待できないであろう年金受給者(高齢者)にとっては今からでも手を打たなければ大変な事になってしまうというものです。


 

厚生年金基金の積み立て不足、3700億円に  


. 会社員が加入する企業年金「厚生年金基金」のうち、財政が特に悪化した51基金の積み立て不足が昨年3月末現在で総額約3700億円に上ることが28日、厚生労働省の調べでわかった。


 運用状況などが改善しなければ、母体企業は加入者1人当たり平均106万円を穴埋めする必要に迫られ、最大で70万人が給付減額や掛け金引き上げなどの影響を受ける恐れもある。

 厚生年金基金には独自の上乗せ部分のほかに、厚生年金保険料の一部を預かって運用し、国に代わって年金を支給する「代行部分」があるのが特徴だ。
 調査対象は、全国に約600ある基金のうち、給付に必要な積立金が3年連続で基準の9割を下回った51基金。これらが財政悪化で解散する場合、代行部分にあたる積立金計約1兆5300億円を国に戻さなければならないが、約3700億円少ない約1兆1600億円しか保有していなかった。

(2011年2月28日22時13分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110228-OYT1T00892.htm

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posted by 管理人B at 22:35| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 年金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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