2011年03月06日

「合格したかった」 なぜ予備校生は“禁じ手”に走ったのか

●2月26日頃から、ヤフーの質問投稿欄に京都大学・同志社大学・早稲田大学・立教大学などと同じ問題が質問されていることで、大騒ぎとなりましたが、当初の見方としては、内部の犯行との見方もおおかったようです。
 まさか受験生が誰でもわかってしまう投稿サイトへ投稿するような稚拙な手段をつかうとはだれもが考えていなかったと思います。
 また可能だとしても、外部とのやり取りの方法が問題を打ち込んでその回答を求めるというやり方もそんな手間ができるのだろうかと言う事も疑問だったからです。手品・マジックと言ってもいいかもしれません。

 恐らく監督体制にも「問題は無かった」とはいうものの。単につっ立っていたり、別のことをおこなっていたとしたら、そのカンニングも難しくないという事になります。

 世間では河合塾仙台校とか、山形県立新庄北高等学校という事もとり立たされ、あくまでも本人がたまたまそこに所属していたというだけなのですが、あまりバツがよくない状況です。

 この事件に警察が関与したのですが、果たしてこれが「刑事事件」として成立するかどうかという事が問題となります。当の本人は、大学できめられた「不正行為」に該当するだけであって、大学の業務を妨害するという意図はさらさらなかったと思います。これが、投稿サイトへの投稿ではなく、自宅に待機している受験問題の解ける人とだけのやり取りであったのなら、こういった「偽計業務妨害」の犯罪は成立していなかっただろうと思います。

 それは当初の見方が、「内部の犯行」という事であれば、「業務が妨害されるだろう」という認識は充分に持っていたと確信できるので、背任・業務妨害は当然認められたと思います。こういった部分は前例がないので、今後の捜査によりけりとなります。未成年という事も重なり恐らく起訴などはされないものとみています。 この予備校生は今後大学に行けるのか、それとも就職(転職)するのかという事もネックになりますし、様々な遭遇する場所で「人格面」が今後問われることになり、リスクのやや高い人生となることかもしれません。

 昨年ここで取り上げたのですが、河合塾の講師(非常勤の請負が通常)の間で「労働組合」が設立(企業年金や社会保険の欄)されたという事がありました。言い方は悪いのですが、なんでもこういった業界での初は「河合塾」の名前があがるような確率になってしまうのは致し方のないことです。

 予備校(ここでは大学受験予備校の事)はかつての昭和49年産まれの団塊の世代やその親の昭和22年の団塊世代の頃も現在と同じように存在しています。
 そこで大手と言われる所は、このほかに駿台予備学校・今回の河合塾・代々木ゼミナールとこの3つがあげられ、「3大予備校」と言われています。もうひとつ加えるとしたら、岡山の2大貢献企業のひとつである通信添削進研ゼミの「ベネッセコーポレーション」(もう1つは林原)となります。


 現在の予備校業界は、少子化という事もあり、かつての華やかさはこの不景気とともに衰えてきていますが、この大手予備校は単に受験に合格させる事を目的とした業務だけでなく、模試や大学受験後の自己採点をして当落を迅速に判断する「偏差値」を作り出している所です。

 いうなれば大学の「格付け会社」と言っても過言ではありません。だから大手予備校が単に受験合格だけの所だけでなく、大学への何らかの発言や影響も非常に大きいと思います。
 「偏差値」というのは今や受験生だけでなく、大学側にも「人気度」という意味で非常に重要な意味をもっています。その結果で大学の経営が左右されるからです。

 結論から、不正行為を起こしてしまう確率からすると河合塾が必然的に高くなってしまい「可哀そう」これが止むをえない事情ととらえるべきだと思います。

 







「合格したかった」 なぜ予備校生は“禁じ手”に走ったのか

逮捕された男子予備校生を乗せ、仙台空港に到着した車=3日午後5時50分ごろ
 「合格したかった」。入試の根幹を揺るがすネット投稿カンニング事件で、京都府警に逮捕された大手予備校「河合塾」仙台校の男子予備校生(19)は取り調べに対し、素直に容疑を認めているという。高校時代は「目立たない生徒」だったが、予備校でぐんぐんと成績を伸ばして、目指すは京都大。高い志の裏で、“受験の禁じ手”に踏み切らせたものはなんだったのか。

 3日午前11時50分。サラリーマンらが行き交うJR仙台駅構内に警察官が駆け付け、若い男性を取り囲んだ。仙台市内の塾の寮を2日夕に抜け出したまま所在が分からなくなっていた予備校生は、周囲にいた人が気付かないほど静かに身柄を確保され、パトカーに連行されていった。

 河合塾仙台校に京都府警から捜査協力の要請があったのは、3日午前4時ごろ。名前や出身地などから「京大文系」コースに通っている予備校生だと確認された。予備校では1人で黙々と勉強するタイプで、毎週提出が求められる添削問題もきちんと提出していた。

 「(センター試験で)思うような点数が取れなかった。(京大の前期試験は)頑張らないといけないですよね」。センター試験から1週間あまりが過ぎた1月下旬、予備校生は河合塾の担任に不安そうに相談したという。担任は、まだ挽(ばん)回(かい)できるという気持ちを込めて、「頑張っていかないとな」と励ました。

髪の毛を染め、耳にはピアス。授業の合間はいつも音楽を聴いているほどの音楽好きだった。模試の成績は仙台校全体で5位以内のときもあり、クラスメートの男子生徒(19)は「頭は良い。噂にはなっていたが、何でという感じ。動機が分からない」と首をかしげた。

 中学時代の夢は、公務員になること。バスケットボール部のキャプテンで、短距離でも県大会に出場するなど文武両道だった。当時の教員は「何事も一生懸命で、そんな大それたことをやる子ではない。信じられない」と言葉を失った。

 1年前に卒業した山形県の高校は、卒業生の大半が大学に進学する県内有数の進学校。バスケ部のレギュラーで、運動会の副実行委員長を務めるなど、生徒の間で人望はあったが、教員の印象は「目立たない普通の生徒」だった。

 在校時の成績は「中の中」。高校3年のときには早稲田大、明治大を受験したが不合格だった。当時の担任教諭は「少し厳しいかな」と感じていたという。

 予備校でも最初のうちは地元の山形大を志望していたが、昨秋ごろから成績が上がり、京大を目指すようになったようだ。高校には先日、母親が早大合格を連絡してきたばかりだった。

 高校まで過ごした山形県内の実家で暮らす祖父はこういって肩を落とした。

 「気持ちに負けたということは、それだけ弱かったということ。恥ずかしくて話したくない」






posted by 管理人B at 13:14| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 背任・特別背任・業務妨害等事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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