2011年03月30日

林原、多額の利益相反取引か 10年間に融資1千億円 取締役会承認得ず

●林原は結局のところは「経営」の部分がずさんでどんぶり勘定でかつ個人事業で行えるような「引出金」勘定をいい加減に思いっきりやってしまったようです。
 家族経営は閉鎖的なので、どうしてもそのようになりやすいのですが、殊に林原にかんしては、公認会計士の監査を充分にやっていなかったこともあり、倒産になってからこのことが大きく発覚してしまったのだと思います。不動産投資もおもいきりやってしまったし。
 この倒産処理が「民事再生法」であれば、経営陣は退陣しないで続行するので、隠すのは難しくてもまだこういったことは隠しきれたのかもしれませんが、「会社更生法」となると、管財人が全面的に出てくるので、もう過去のこともあらいざらい調べられたという結果となります。
 ただこうなった以上「債権者」の配当や従業員の転職・再就職などどうできるか行方が気になります。



林原、多額の利益相反取引か 10年間に融資1千億円 取締役会承認得ず
2011.3.29 09:24
 会社更生手続き中のバイオ企業、林原(岡山市)が約20年にわたり違法配当を行い、前社長らの資産管理会社に計数十億円が流出していた疑いがある問題で、林原が売り上げの架空計上を行っていた約10年間に金融機関から約1千億円の融資を引き出し、資金の一部を取締役会の承認を得ずに利益相反取引へ支出していた疑いのあることが28日、分かった。弁護士らによる外部調査委員会は当時の役員の責任追及について検討、調査している。

 更生手続き開始決定に先立ち東京地裁が選任した弁護士が林原を調査し、今月4日に同地裁に調査報告書を提出。報告書では粉飾決算や不明朗な支出、取引銀行の融資姿勢などについて問題点を指摘している。

 報告書によると、林原は売り上げを架空計上していた平成2〜13年に借入金を約1千億円増やし、運転資金以外に研究開発費286億円▽不動産購入などに293億円▽グループ各社への増資や上場株の取得費用に53億円▽美術品の購入に42億円−を投じた。関係者によると、役員個人の利害が密接に絡む利益相反取引に伴う支出は取締役会の承認を得ずに実行された疑いが持たれ、会社法に抵触する恐れがあるという。

 一方、化粧品や健康食品販売のハーバー研究所(東京)が28日、林原グループで化粧品や健康食品を販売するエイチプラスビィ・ライフサイエンス(岡山市)を子会社化すると発表した。エイチ社を買収し、品ぞろえを強化する。

      ◇

■調査報告書の骨子

 ・林原は昭和59年10月期から継続して金融機関向けの決算書を操作

 ・平成2〜13年に売り上げを架空計上し、14年以降は虚偽の借入残高表を作成

 ・粉飾決算をもとに借り入れを1千億円増やし、一部を不動産や42億円分の美術品に充てた

 ・創業家の資産管理会社3社に多額の資金が流出。前社長らの役員報酬は年1億円超

 ・利益が出ていないのに毎年1千万円を配当した可能性

 ・旧役員の経営責任を調査 ・検討する必要

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http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110329/biz11032909250018-n1.htm
(2011.3.29 09:24 MSN産経ニュース)




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