2011年06月16日

生肉被害補償へ電話相談窓口 焼き肉店運営社の弁護士


●焼肉えびすの今後の予定などになります。
 あくまでも当方での予測となってしまいます。まず、この会社は「会社を閉める」ということで「任意整理」という裁判所を通さない処理の方法を行なます。下記に掲載している弁護士は、おそらくフーズ・フォーラス側の顧問弁護士だと思います。この法律事務所は誠意をもって対応はしてくれるかと思いますが、やはりフーズフォーラス側の弁護士であるため、会社側に有利な示談交渉の窓口ということになるかと思います。
 これで死傷された方の被害弁済も行える(示談)がまとまれば、このままシャンシャンで事業閉鎖となることができるのですが、この部分が難航すると、被害者の家族とかが裁判所へ訴訟という運びが予想されます。こうなると、顧問弁護士がその訴訟に耐えられるかということが考えられます。耐えられる場合は訴訟対応しますが、大幅に敗訴するなど顧問弁護士の報酬が危うくなった場合は、破産手続きを行うかと思われます。こうなると今後は、破産管財人による破産処理となり透明度が増す倒産処理になりますが、かなり時間がかかる処理になるので被害者にとっても厳しい状況となります。当然社長個人にも訴訟が及ぶかと思います。

 他に従業員の未払い給与(再就職をさがしているかと思いますが)は公的な機関が8割代位して立て替えて、残りの2割は任意整理のなかで行われるというのが普通かとおもいますが、まだ破産などの裁判所を通っている倒産処理ではないため、その部分は弾力的におこなわれるかと思います。
 とにかく昨日の話だと資産(不動産投資・資産・物件や預貯金・株式など)と負債を差し引いても3割の債務が残るためおそらく任意整理でうまくいくのかというのが疑問に残る点です。

生肉被害補償へ電話相談窓口 焼き肉店運営社の弁護士
2011年6月15日19時55分

 焼き肉チェーン「焼肉酒家(さかや)えびす」の集団食中毒で、チェーンを運営するフーズ・フォーラス社(金沢市)の弁護士が電話相談の窓口を開設した。「かつま法律事務所フーズ・フォーラス専用ダイヤル」(03・3295・2260)で、食中毒患者らへの補償や、元従業員の未払い給与、取引先企業の債権などについて相談を受け付ける。弁護士側は情報を取りまとめたうえで、7月上旬に金沢市内で債権者説明会を開き、今後の対応について説明する予定だ。

http://www.asahi.com/national/update/0615/OSK201106150108.html










【関連する記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
広告一切なし!とっても見やすいは【JUGEM PLUS
不動産投資を学ぶなら!
絶対節税の裏技 【中小企業の節税を考える税理士の会】が節税ノウハウを提供しています お申し込みはこちら
[PR]:くちコミ効果で売上げUP FPによる無料保険相談は「あなたのFP」で! 生命保険保険見直し
100円PC市場