2011年06月19日

過払い金返還訴訟:プロミス側、逆転敗訴か 最高裁が弁論指定

●ここ2から3日は武富士の話題でもちきりでしたが、4から5日前、プロミス関連の過払い金返還訴訟において、提訴した債務者が「逆転勝訴する可能性」が模索されています。
 その理由として、3審目(最高裁判所)において、通常行われない「弁論」というものが行われるということからなのです。
  最高裁判所は東京都千代田区にあり、全国に1つしかありません。また「支部」というのも存在しません。
一方その傘下にある高等裁判所は全国各8つの地方に存在しさらにその中で「支部」というのも存在します。
同様に地方裁判所は各都道府県(主に県庁所在地)にあり、さらに同じ県内に「支部」が存在します。
 そのことから、当然最高裁が傘下の裁判所の頂点の裁判所で組織が大きいとは言え、最高で15人の裁判官だけでは、裁判の方法に限界があるのです。
 したがって多くに最高裁迄戦う(上告する)としても、最高裁では弁論を開かずに書類のみで却下「上告棄却」とされることが非常に多くなっています。
 そのため「最高裁で弁論をする」というのは上告したものの言い分が認められる可能性があると過去の実態から強くうかがわれるということです。

 果たして、この記事を読むに、法律的には単に「債権者がその権利を引き継いだ」ということなので、一見上告の棄却ということで正しいのではないかという気がするのですが、一点だけ気になるところがあり、民法では、債権などを引き継いだときは、債務者の防御という理由のため、引き継いだ債権者でも譲った債権者でもどちらか一方が「この会社が債権を引き継ぎました。したがって今後は当方がその請求を引き続き行います」などの通知があってしかるべきですし、世間の常識からして、債務者はもとの債権者以外のものから通知されることは不安定になります。ましては何も通知しないのだから、民法としてもその保護に値しないということなのかもしれません。
 したがって1審・2審と債務者の請求が認められなかったその部分が、逆転して債務者の主張がみとめられるのではないかと思います。

 あまり例は少ないですが、下級審が法律の庇護を見逃してしまい最後の最高裁でチェックされる例はあるものです。 
不動産投資などで借金をすることもあるかとおもいますし、就職・再就職ができず借金をされる方いろいろいるかと思いますが、安易な借金(悪い借金)をしないことが本来のトラブルを防げることと思います。

 
過払い金返還訴訟:プロミス側、逆転敗訴か 最高裁が弁論指定
 廃業した貸金子会社から債権を譲渡された消費者金融「プロミス」(東京都)に、都内の債務者が子会社との間で生じた過払い金の返還を求めた訴訟の上告審で、最高裁第2小法廷(千葉勝美裁判長)は弁論期日を9月2日に指定した。債務者の請求を棄却した1、2審判決が見直され、プロミス側逆転敗訴の可能性が出てきた。
 1、2審判決によると、債務者は93年以降、子会社との間で借り入れと弁済を繰り返していたが、子会社が07年に廃業しプロミスが債権を引き継いだため、契約相手をプロミスに切り替えた。
 債務者は09年に提訴。1、2審判決は「債務者は契約を切り替える際、プロミスが子会社の一切の債務(過払い金など)について連帯責任を負うことに関し、具体的な意思表示をすることなく契約を結んだ」と債務者側敗訴の判決を言い渡していた。【伊藤一郎】
毎日新聞 2011年6月14日 東京朝刊

消費者金融:プロミス側逆転敗訴か 最高裁が弁論指定
東日本大震災:原発警戒区域の福島・大熊町で唯一、司法書士奮闘 避難所巡り相談
丸和商事破綻:消費者金融被害、あすまで無料電話相談 /静岡

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110614ddm041040200000c.html


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posted by 管理人B at 07:33| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 貸金・消費者金融・クレジット業界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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