2011年06月28日

来月11日に債権者説明会 「えびす」運営会社「被害者の弁償最優先」〜やはり債務超過で破産で法的整理か

この6月28日・29日と多くのところで株主総会が行われます。その中で東京電力は特に今回の震災で大きな賠償請求が大きく予想されていますその額も10兆円はくだらないといわれています。しかし、政府の保護がどこまでおこなわれるかによって、本来は倒産(民事再生法や会社更生法)までいくのか引き続き民間会社として継続するのか本日の株主総会では気になるところです。東電の不動産投資の不動産会社(子会社を整理したり)、また従業員も再就職や転職を支援したりと人的なリストラも踏み込まなくてはいけなくなるでしょう。しかし、普通の会社であればもうとっくに倒産(破産)状態です。
 ところで、来月7月11日には焼肉えびす の運営会社である「フーズ・フォーラス」の任意整理ということで債権者説明会(債権者集会)が行われます。これらをみるに、どうしても被害者弁済を優先しなければならない思います。その部分をどこに位置づけるかによって、誰かが泣かなければならないのは事実です。
 一般債権者の銀行も泣きたくないでしょう。だからおそらく、順位をつけると、弁護士の報酬→公租公課→労働債権→ 「被害者弁済」→銀行債権(一般債権) となるのかと思うのですが、

 やはり債務は超過すると思うので、破産手続きになるのかと重います。破産となれば、裁判所を通すということや申し立ての予納金などの費用もかさむので、迅速で理にかなった弁済がすすむのかどうか気になるところです。
 後遺症などの被害もまた発生すると消費者金融の武富士などへのような過払い金のような賠償請求も予想されます。やはり「破産」へ向かうのではないかと思います。
来月11日に債権者説明会 「えびす」運営会社「被害者の弁償最優先」〜やはり債務超過で破産で法的整理か


店舗の片付け進む

金沢市大額の大額店で店内の片付けをする業者ら
 焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件を巡り、運営会社「フーズ・フォーラス」(金沢市)が7月11日に金沢市で債権者説明会を開催することが27日、わかった。

 債権者に発送された案内には、6月末に会社を解散して清算手続きに入ることが記載され、「社会的責任を全うするためにも、被害者の方々への弁償を最優先したい」としている。
 また、今後の手続きについて、「債権届け出を行っていただき、負債総額を確定し、配当手続きを行う予定」としているが、「清算手続きが困難な場合には、破産申し立て、もしくは特別清算の申し立てをする」と説明している。
 代理人弁護士によると、同社の資産は、店舗売却や預金など簿価ベースで約7億円。被害者への補償を優先するには債権者の同意が必要で、当日は、勘坂康弘社長が銀行や取引業者などに債権放棄への理解を求める。
 同社は、石川、富山、福井、神奈川の4県に保有する20店舗(賃貸含む)などの資産の売却にめどがついたため、30日に会社を解散し、任意整理による清算手続きに入る準備を進めている。
 「焼肉酒家えびす」の店舗では、清算に向けて片付け作業が進められている。
 金沢市大額の大額店では24日、店内に残った備品などをトラックに積み込んでいた。作業を見守った元店長の男性(34)は、「社長に会ったのは解雇の説明会が最後。ほかの店長と連絡を取り合っているが、いきなり職がなくなり、皆、気が抜けたと言っている。働く気もおきない」と話していた。

(2011年6月28日  読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20110627-OYT8T01204.htm
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