2011年07月30日

福岡でも武富士創業家を提訴 過払い金賠償求め41人 2011.7.29 16:52

●福岡県でも武富士の過払いの債権者が武富士創業者一族に対して過払い金請求の提訴をいたしました。こういった「提訴が7人ありました」とかいうニュースが今後各地において起こりそのニュースが流れるのかと思いますが、過払い金債権者が個々に提訴をするというのはコスト的にはとても難しいので、「武富士の責任を追及する全国会議」などに駆け込んで来た人たちをまとめて提訴という方法をとっています。

 最も過払い金の回収が容易で満額付近の回収ができるのは、「倒産」という事態に陥る前で、しかもこういった集団訴訟ではなく、個々が弁護士・司法書士に依頼して、単独交渉する方法がベストなのが過去の例から見た体験談です。
 一方「倒産」となった場合は、法的な囲いや制限を設けられることに際して、多くの人が債権者としてその請求をしてくるので、武富士はもちろんのこと、他の消費者金融(アイフル・プロミス・アコム・レイクなど大手も含めて)こういう事態に陥った時は、やはり「全国会議」のような所に駆け込み、集団訴訟を行うしかないものと思います。個々の弁護士に依頼して戦う事も可能です。しかし、相手側の会社が破綻していれば、回収は困難であるし、その元経営者ということであれば、そのままでは支払いに応じる義務はないので、その立証をもしなければならず、そうなると、個々の弁護士に依頼するのは費用的にも膨大な費用が発生することになり、結局の所手許に戻ってくるものが「費用」で大幅にもっていかれてしまうからです。

 このようなことは不動産投資で失敗(投資していた会社が倒産するなど)した場合も同じ事がいえます。
その他、解雇された人(もう既に再就職や転職をした人も含む)が個別に労働紛争をする分には、その同じような状況の人がいれば、できるだけまとまって戦うのが最も効果的といえます。






福岡でも武富士創業家を提訴 過払い金賠償求め41人
2011.7.29 16:52
 消費者金融大手「武富士」が昨年9月に経営破綻し、過払い金返還を受けられなくなったとして、福岡、長崎、鹿児島3県の41人が29日、創業者の故武井保雄元会長の妻と長男、次男に、計約7千万円の損害賠償を求め福岡地裁に提訴した。

 原告側の代理人弁護士によると、7月上旬までに、約850人が計約19億4千万円の損害賠償を求め、全国9地裁に同様の訴訟を起こした。

 訴状によると、元会長と取締役だった次男は、利息制限法の上限を超えた利息の取り立てをしていると知っていたが、改善するなどの義務を果たさなかったと主張。妻と長男は法定相続分に従って元会長の賠償責任を負うべきだとしている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110729/trl11072916530005-n1.htm
【関連する記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
広告一切なし!とっても見やすいは【JUGEM PLUS
不動産投資を学ぶなら!
絶対節税の裏技 【中小企業の節税を考える税理士の会】が節税ノウハウを提供しています お申し込みはこちら
[PR]:くちコミ効果で売上げUP FPによる無料保険相談は「あなたのFP」で! 生命保険保険見直し
100円PC市場