2011年08月02日

破綻におわせて過払い金カット 捨て身の戦略打ち出すアイフル〜武富士のようになるのも「分読み」段階

● 消費者金融のアイフルは、大手と言われる消費者金融の中で独立系といわれる会社です。もう一つのアコムは三菱東京フィナンシャルグループが、プロミスは三井住友フィナンシャルグループが、後ろ盾になっているので、後者の2者は少しは安心できるのですが、アイフルだけは私的整理のひとつと言われても「倒産」状態といえるようなものなので、こういうことまで行なっていれば、おそらく法的整理の倒産(例えば民事再生法の適用申請)も「分読み」段階にちかづいているのではないかと思います。
 
 過去にこのような実情(貸しはがし)のようなのが明るみにでたところは確か2008年のリーマンショックの頃事業者金融のSFCG(旧 商工ファンド)が同じような事をおこなっていたことがあります。正常に返済をしている貸している先に「早く返せ」ということでした。その後2009年2月23日に民事再生法の適用申請を出したところから、アイフルも武富士と同じような所に行き着くのも時間の問題だと思います。
 法的整理の倒産処理となってしまえば、訴訟もできない状態になるので、特にアイフルに対しての過払い金請求に一層の拍車をかけるのではないかと思います。

 今過払い金の請求をすればある程度の戻りは期待できますが、これが遅くなり、「法的整理」にでもなれば、武富士のように返金率は3.3%位になることも充分予想され、ただ過払い金だけをもっていかれたということになります。
 アイフルは従業員という「負債」も大きく抱えているのだから、今アイフルから借りなくなる人も多くなることを考えるとやはり「今」しなければというのが結論だと思います。




破綻におわせて過払い金カット
捨て身の戦略打ち出すアイフル〜武富士のようになるのも「分読み」段階

弁護士らに文書で過払い金カットを依頼するのは異例の事態だ(右下はアイフルが発した伝達・確認依頼書)

 経営再建中の大手消費者金融、アイフルが、経営破綻を回避するため、“掟破り”ともいえる奇策を次々と繰り出し、業界に波紋を広げている。

 今年6月以降、いわゆる過払い金の返還請求を行っている利用者の代理人たちの元に、アイフルから「伝達・確認依頼書」なる文書がいっせいに送られてきた。

 この文書でアイフルは、高止まりする過払い金返還請求によって企業の存続が危ぶまれているとして、返還額の60%カットを要求している。アコムやプロミスのカット率が10〜20%であるのに比べるときわめて高いカット率だ。

 そればかりではない。文書のなかに、「いつ何時武富士と同じ道を歩まないとも言い切れません」と、経営破綻した武富士を引き合いに出し、まるで「破綻」をにおわせるかのような衝撃的な文言を盛り込んでいるのだ。

 アイフルは2009年に私的整理の一種である事業再生ADR手続きの適用を受けて、現在、再建中。万が一、再建が行き詰まって破綻すれば、過払い金の返還を90%以上カットされる可能性がある武富士のように、過払い金の大半は返還できなくなる可能性が高いと“脅迫”し、アイフルが求める条件で早期に和解するよう、返還請求者に譲歩を求めているというわけだ。

 さらに和解に応じなかった場合のことも記している。

 「(5割以上の返還率を望むのなら)、解決までには1年以上の期間を要する場合がある」

 昨今、利用者が高い返還率を求める場合、訴訟になるケースが多く見られるが、消費者金融側が敗訴しても控訴すれば1年程度の時間を稼ぐことはできる。その間に破綻すれば、やはり過払い金は大幅にカットされるぞとさらなる“脅し”をかけているのだ。

 一方で、銀行団にも異常なかたちで譲歩を迫っている。

 あるアイフル幹部は最近、万が一、経営破綻した場合、「武富士のときと同様に、ライバル他社にも大きな影響が及ぶのは間違いないだろう」と公言して憚らない。

 武富士は破綻後に過払い金返還請求が可能な利用者全員に通知書を発送。それが他社の過払い金返還請求を掘り起こす事態となった。アイフルも、もしものときには同じ手法を検討しているといい、そうなれば過払い金返還請求が再び急増する可能性が高い。

 となれば、銀行自らが後ろ楯になっている消費者金融の貸し出しが不良債権化するばかりか、場合によっては破綻の連鎖も起きかねない。だからこそアイフルを見捨てないよう銀行団に釘を刺しているというわけだ。

 ただ、こうした捨て身の戦略は、かえって反発を生む可能性もありきわめてリスキー。だが、図らずもほかに有効な手駒がないことを示しており、それだけアイフルが追い込まれている証左ともいえるだろう。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 野口達也)
http://diamond.jp/articles/-/13407



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posted by 管理人B at 15:48| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 貸金・消費者金融・クレジット業界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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