2011年08月05日

倒産危機の安愚楽牧場、女社長の正体は?

●「投資は自己責任」(不動産投資も安愚楽牧場への投資も株なども含めて)が大原則です。だから「投資」という以上投資先に何かあったときはそれに従うのが原則です。
しかし、そのようになった以上、投資先(ここでは安愚楽牧場)になりますが、その経緯や原因などを説明する義務が発生します。その説明がなければ、また仮にあったとしても、投資家は納得いくまで説明を求めたり、独自で調べたりする権利も必然的に発生します。
 だから、「高利回りに出資するのだから、破綻したら、自己責任だから仕方がない。」そういう考え方もありますが、その考え方はそこまでのことになってしまうのです。
それ以降「どうすればよいのか」というのは、考えはないのだとおもいますし、意見があるとすれば「あきらめろ」。それで終わってしまうのが普通の考え方です。

 では、このように「倒産」に至るには急激にこのような悪化した財務状況になることはあまりなく、何ヶ月も前から負債が多い状況もしくは債務超過が続いている状況。そのようなことも少なくありません。企業の経営者は誰でも「倒産」は避けたく思いますので、「倒産」を匂わすような状況は作りたくないのが実情です。「経営悪化」を匂わせてしまうと本来できるようなことも、「信頼」を失っている都合から資金などが逃げていってしまうという現実が発生してしまうのです。
 それに「企業」の大部分は「借金」して成り立っているのも事実です。それが「銀行」であったり、事業者金融・稀ですが武富士やアイフルのような消費者金融であったり、そうでない場合は今回の安愚楽牛のように「直接金融」という手法で事業者自体が直接求める方法をとることがあるのです。「銀行」などの場合は借金なので「返済」を期日までに必ずしなければならないのですが、安愚楽牛の場合は、株式同様に経営が悪化した場合や倒産した場合は、その免責をすることが条件となっていることが多いです。

 こういった安愚楽牧場のような「投資」は上場株式の投資と違い、投資家が常に財務状況を確認して売買出来るわけではないので、運営者が適時状況を開示する必要性が生じてきます。
 今述べてきた事を考えてみるとやはり、このような投資については、運営する側も「都合の良い情報」しか開示しない可能性も少なくないので、実際の経営状況と投資家に報告している状況や世間に公表している経営状況はかなりの乖離がある可能性も多くなってきています。


 つまり、20年以上キッチリやってきたとされる安愚楽牧場も今回の8月1日の事実上の倒産日以前からどこまで遡って、契約や公表とは違う内容となっているかという可能性が生じるということになります。
 損害賠償や訴訟を行えるとしたら、その部分に限られることとなり、実際に満額で予定通り帰ってきたところについては、やり方が怪しくても現実に被害がないのですから、問うことはできません。

 したがって、安愚楽牧場の責任を問う場合は、「契約通りのスキームで行なっていたかどうか、そのことについて嘘を言って契約させていないかどうか」これに限ります。それが明らかになった場合は、出資者にはどちらかの現実を目にすることになります。ひとつは、契約に嘘があったばいは、東電の補償もそれなりの減額される可能性があること、嘘もなく経営がしっかりしていた場合は、安愚楽牧場に責任を問うことはできないが東電からの補償が期待できること。通常の訴訟や被害回復とは少し違う「ねじれ」がそこに生じます。





倒産危機の安愚楽牧場、女社長の正体は?

更新日:2011年08月04日
 負債618億円を背負い倒産の危機にある安愚楽牧場。高配当をうたい、TVCM、新聞広告などで約3万人の出資者を集め、和牛預託商法と言われる企業では唯一生き残り成功モデルとも言われてきた。しかし、その内実は火の車だった。同社を仕切ってきたのが女社長・三ヶ尻久美子氏。経歴も定かではなく、表に出てこないが、その一端が伝わってきた。

堅実経営?



安愚楽牧場の東京オフィス。張り紙が貼られ、
人気もなかった
 「わたしは移動には飛行機は使いません。節約のため全部電車です」

 一昨年に横浜市内で行われた安愚楽牧場主催のパーティーで、同社の三ヶ尻久美子社長が200人以上の出資者を前にして語ったのだという。出席者の一人は「これだけしっかりした方が社長なら、安心だ」との思いを強くしたそうだ。

 三ケ尻社長は、「前社長だった夫の跡を受けた」(ある出資者)という話もあるが、まったくその経歴は表には出ていない。出資者の目には「出資者を大切にする利発そうな経営者」と映ったそうだ。

 こうした出資者をつなぎとめるためのパーティーは、何年かに1度は行われていたそうで、出資者は要望を出したり、「株主総会」「懇親会」のような場でもあったそうだ。三ケ尻社長は出資者を邪険に扱うことなく、意見や要望には謙虚に耳を傾けていたという。

 しかし、パーティー開催は一昨年が最後だったという。昨年は一転して、宮崎県の口蹄疫問題、そして今年は東京電力の福島第一原発事故にも見舞われて、負債は618億円にまで拡大し、取引を停止し見動きが取れない状態になってしまっていた。

 それだけに出資者たちは「信じられない」「裏切られた」という思いを強めている。
東京オフィスは夜逃げ?



安愚楽牧場が入るビル
 JR東京駅から徒歩10分圏内にある、安愚楽牧場の東京オフィス。広さ約80坪のオフィスの玄関には「当面の間臨時休業させていただきます」という張り紙があった。

 同じビルに入居する会社の男性は「ニュースを見て初めて知りましたが、びっくりしました」と信じられない様子だ。オフィスは営業・広告部隊の社員の拠点となっていたようだが、8月1日からドアは閉まったままだ。

 栃木県にある本社の電話がつながらないということもあり、東京支社には時折、様子を見に来る出資者がいる。もちろん、支社の電話も通じないそうだ。

 60歳代の女性は「お金は、戻ってくるんでしょうか」と記者に逆取材をしてくるなど、困惑している様子がうかがえる。もちろん、投資は自己責任だから、そんな保証はできない。聞けば1000万円以上投資をしているそうだ。

 約10年前に投資をしたそうだが、他の利殖商品よりも利回りが高かったことが、その理由だという。落胆した様子で、足早に現場を去ろうとしたため、それ以上話を聞くことができなかった。

 ほどなくして、今度は60代の男性がエレベーターで上がってきた。
安愚楽牧場と東電株に投資していた男性

 2000万円を出資して、さらに東京電力の株も保有していたそうだ。「もう震災で、こんなことになって…」と落胆していた。

 男性は8年前に投資をスタートし、5%以上の利回りがあったことから決断。配当が高かったために満足していたのだという。ただ、2週間前に約8%の利回りで、新規募集の通知が送られてきたのだという。

 「(利回りも高いので)これはおかしいなと思ったんですよね」。その予感は当たっていた。しかし、もうどうすることもできなかった。

 かつて和牛預託商法として、詐欺も横行して社会問題となった。最後は「安愚楽牧場」「ふるさと共済牧場」の2社だけが生き残った。しかし、97年には安愚楽1社だけになった。どのような経営をしていたのか、真相はまったくの謎。現在は、弁護士が資産を算定中で、近く今後についての発表がある見通し。

 中には1億円などという出資者も他メディアに登場しているが、高配当とは、こうした破たんリスクを織り込んでいるからこその高配当なのだと、再認識させられる一件だ。
http://media.yucasee.jp/posts/index/8489/3


【関連する記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
広告一切なし!とっても見やすいは【JUGEM PLUS
不動産投資を学ぶなら!
絶対節税の裏技 【中小企業の節税を考える税理士の会】が節税ノウハウを提供しています お申し込みはこちら
[PR]:くちコミ効果で売上げUP FPによる無料保険相談は「あなたのFP」で! 生命保険保険見直し
100円PC市場
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。