2011年08月13日

安愚楽牧場 県内最大の倒産に衝撃〜安愚楽牧場 被害は、雇用や仕入れ先に大きな影響、破産の方がより大きな配分の可能性?

●安愚楽牧場の倒産(民事再生法の適用申請)により、オーナーは勿論、雇用されている従業員や物資等の仕入先にも大きな影響を当然及ぼしています。県内で過去最大の倒産というだけに、関係者の困惑は隠しきれない様子です。

 今後の安愚楽牧場はどのようなスケジュールとなるのかというと
次のように考えられます。

・民事再生法の開始決定(東京地方裁判所)
・スポンサーの探索・選定〜行なっているのかどうかわかりません。
・再生債権届の受付・債権認否
・再生計画案の発表
・再生計画案についての債権者の賛否

 会社側の再生計画案が受け入れられた場合
 →大幅な債権額のカット(オーナーに関しての配分は1割未満)

 再生計画案が受け入れられない場合
 →破産手続き(オーナーに関しての配分は民事再生法の運用より増加するのではないか)

 あくまでの当方においての考え方なので実際にはこのようにならないことも充分ありえます。

 スポンサーがつかない事業縮小においての再生ということであれば、こういう結果になるのではないかと思います。破産をしたほうがオーナーへの配分が高くなるのは、残余財産をお金に替えていくことでその分が配当を高くするのではないかという考えです。
 再生計画案を受け入れてそのまま事業継続をするとしても、その時点で債権者に泣いてもらうことをしなければならないということであれば、現在の安愚楽の再出発の資産を考慮した上での再生になるのですから、破産以上に債権者への大幅なカットが必要となるからです。

 最近話題に取り上げた消費者金融の更生会社武富士(過払い金請求などで倒産)においても債権者への配当は破産すれば約4%だけど、再生するとしたら、約3%ということであるなら誰でも債権者は破産の方を選ぶということです。
 民事再生でも配分をしたら、それで、債務者(安愚楽牧場)と債権者(特にオーナー)に関しては、それで関係終わりという事になります。

 安愚楽牧場が民事再生を継続して行うというのであれば、最低でも「破産」するよりは再生したほうがオーナー等への配分が多くなるという設定でなければ、再生計画会が否決され、破産という結果となるのが現在の見方です。東電の補償金を宛にするのもひとつの手ですが、「スポンサーが出てこない」とすれば、それだけ安愚楽の先が見込めないということになるので、その部分を充分債権者(安愚楽牧場被害者の会や安愚楽牧場債権者個人も含めて)は認識していく必要があるのかと思います。

 




安愚楽牧場 県内最大の倒産に衝撃〜安愚楽牧場 被害は、雇用や仕入れ先に大きな影響、破産の方がより大きな配分の可能性?

雇用直撃、取引先に不安
 和牛オーナー制度で知られる「安愚楽(あぐら)牧場」(那須塩原市)が民事再生法の適用を東京地裁に申請したことが10日わかり、県内の関係者に動揺が走った。今後は雇用問題に加え、取引先にも影響が及ぶのは必至で、県内の関係者は今後の成り行きに注目している。

 民間信用調査会社の東京商工リサーチ宇都宮支店によると、負債総額は619億円(3月末時点)で、県内では過去最大の倒産という。安愚楽牧場の常務執行役員は10日夕、報道陣の取材に応じ、「現在、肥育中の約14万5000頭の牛に餌を与え続けるためにも、民事再生法の適用申請が一番良いと思った」と強調した。

 しかし、業務の大幅な縮小に伴い、従業員数を減らすことも検討されている。那須町内の直営牧場で働く20歳代の男性は「会社の指示に従う。でも、今は不景気なので解雇はちょっと…。これからどうなるんですかね」と不安そうな表情。別の直営牧場の男性も「どうしたらいいか分からない。泣きたい気持ちだ」と言葉少なだった。黒磯公共職業安定所は情報収集を急いでいる。

 動揺は取引先にも広がった。那須塩原市内の石油販売業者は安愚楽牧場に毎月約80万円相当の石油類を納入しているといい、「売掛金が約300万円ある。以前は月末締め・翌月末払いだったが、ここ数年は支払いが3か月後に延びていた。これでは中小業者には厳し過ぎる。本当は取引したくなかった」と悔やんでいた。

 一方、オーナーの焦りは募るばかりだ。東京都内の主婦(67)はこれまでに5150万円を投資したという。安愚楽牧場は債権者説明会を開くとしているが、「説明会までに会社が何をするか分からない。早く対応できるよう、被害者で連携していきたい」と話した。

(2011年8月11日  読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20110810-OYT8T01157.htm
(2011/8/11/読売新聞)


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