2011年08月20日

安愚楽牧場 嵐の債権者説明会(1)〜「東電が補償しろ!!」〜直前募集分だけは早めに返還しないと刑事事件や破産手続きが早まる(民事再生手続きは却下)結果に。

●九州企業情報が安愚楽牧場の中の様子を債権者からの聞き取りによって再現をしています。
ここで強調して取り上げられているのは、「クーリングオフ」の件についての処理です。
 8月1日の経営破綻発表の直前迄集められた資金については、通常着手に履行していないのが普通です。
1か月前の募集分において返済できないというのならまだわかりますが、直前の分については、倒産の発表日(つまり前者で説明した8月1日)は、必然的に募集した資金は保全しておかなければならないという「行為」が発生します。その資金を取り扱った従業員はその話を遅くとも8月1日には聞いているはずですし、その資金はなんらかの形で口座にプールしておいておことが当たり前の事になります。

 それ(直前募集分)については、「預り金」としかならないのですから、返済しないとなると、最初からそのつもりで集めたんじゃないかということで、その部分については詐欺についての可能性が大きくなってきます。
 したがって、それに該当する出資者はそれが犯罪と思慮するのならば「被害届」もしくは「刑事告訴」の常識的な要件を達しているのかと思います。
 
 もしかしたらの話ですが、そういう常識的な理屈が成り立つので、安愚楽牧場の三ヶ尻久美子代表としては、代理人弁護士と相談して、直前募集分のみは返済を持ちかけてくる可能性がございます。というよりは、そのようにしないと刑事事件や民事再生手続きの廃止などになってしまう可能性もより大きくなるので、返済の実行はする可能性はあるのかと思います。(期待してはいけまんが)。ただし民事再生法の適用申請後に、保全命令などが出されているので勝手に返還することは禁止されています。

 返済の際は振り込んだ元本全額は返済しないで、手数料や振込手数料などを引いて返還するものと思われますし、承諾書や念書をかかされる可能性もございます。それに悪質な場合は、「それについて裁判を起こさない」「マスコミなどの外部に漏らさない」などの誓約書もかかされる可能性もございます。
 仮にその誓約書を書いて返還を受けても裁判を起こすことは自由ですし、被害者弁護団(安愚楽牧場被害者の会や全国安愚楽牧場被害対策弁護団や安愚楽牧場県被害対策弁護団)などにその事実をつげても、出資者(返還受け取り者)が約束を破ったということで、相手(安愚楽牧場側)はその賠償を求めることは出来ないと思います。

 あとは東電へ賠償をするということに拍手が起こったということですが、当然のことながら安愚楽牧場への出資者は長年の配当の実績から安愚楽牧場の経営者を信じきっている部分も多々あるのかと思います。

 20年位前から、昨年の口蹄疫事件迄の頃はもしかしたら、まっとうな事をやっていたのかもしれません。でも今回発表された総負債額などの内容からこのころから、まっとうな経営から「ズレ」が生じて、経営実績とあわない利息の支払いなどが雪だるま式のように負債となって大きくなったのかもしれないし、安愚楽はまじめな経営から外れてきているという事も充分に考えられます。
 「黙って見ている」そういう段階ではなくなっています。いち早く「破産」手続きに移行することです。一人でも多く被害者弁護団(安愚楽牧場被害者の会)に委任することです。「優秀な弁護士」とか「ちゃんとやってくれる弁護士」とかそういうことは、一般的な弁護士であれば誰がやっても変わりません。そういう能力などの話はかなり先の訴訟を起こす段階やその先での行為に違いが生じるくらいなので、今はいち早く集まって、それなりの現状を聞き委任をすることです。「民事再生」を申し立てて「清算するつもりです」なんて考える馬鹿な話はありません。だったら最初から「破産」するのが普通なのです。

 以上のことから、直前の募集分については着手していないのだからそれだけでも出資者に返還しないと、刑事事件に発展する可能性が大きくなったり、東京地裁民事第20部からは民事再生手続きの却下(つまり破産手続きに移行)がなされるのではないかと考えています。
 代理人の栃木柳沢法律事務所では、「直前募集の分については返却しなければやばいでしょう」となどと話している可能性はあるかと思います。







安愚楽牧場 嵐の債権者説明会(1)〜「東電が補償しろ!!」〜直前募集分だけは早めに返還しないと刑事事件や破産手続きが早まる(民事再生手続きは却下)結果に。

倒産を追う2011年8月19日 20:00  
 きょう(19日)、(株)安愚楽牧場の債権者説明会が、東京・両国国技館で開催された。雨足が強いなか、会場には1,000人を超える債権者が訪れた。同説明会は非公開で実施されたのだが、NET−IBでは債権者の協力の元、詳細情報を入手することに成功したので、連載のレポート記事として紹介する。

 まずは説明会の冒頭、三ヶ尻久美子社長による謝罪があった。三ヶ尻氏は、安愚楽牧場が成長してきた経過を振り返り、同業他社が倒産するなか、「安愚楽牧場なら安心」というオーナーの声が成長の原動力になったと語った。また、BSE問題からはじまり、牛肉の産地偽装、口蹄疫問題、東日本大震災にともなう福島第一原発の放射能漏れ事故といった業界を取り巻く逆風について説明。そして福島第一原発事故の影響やセシウム牛問題で出荷停止となり、オーナーからの解約が相次ぎ、資金繰りが悪化したという倒産の経緯を語った。

 同氏は最後に「ご支援をいただいた皆様のご期待を裏切ることになり、申し訳ございません。皆様へのご迷惑を最小限に食い止めるため、社員一同、一丸となって努力をしていく所存でございます。このようになってしまったことを、心より深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」と、声を詰まらせながら語り、株式投資や不動産などの個人資産はすべて会社に戻し、返済などに充てることも明言した。

 続いて会計士などから、民事再生に入るまでの経緯、民事再生の流れ、返済計画の骨子などの説明があった。
 時折罵声が飛んでいたが、ここまでは比較的に場内は静かだった。しかし、質疑応答の時間になると、雰囲気は一変した。

 質問者からの「7月の申し込みした場合、クーリングオフが適用されるのか」との問いに、回答者が「今は全額返済できない。すぐ答えられない」と答えると、場内は騒然とし、怒号や罵声が飛び交った。

 だが、別の質問者が「東電や政府が賠償すべきだと思う。政府が補償を検討中とのことだが、答えを待つのではなく、今すぐに交渉してほしい」と述べると、会場は一転して、歓声と拍手が沸き起こった。

 回答者が「文部科学省が東電の事故に対する補償の指針を提示しているが、それに当てはめ、どれだけの請求ができるのか検討中です。今は民事再生手続きの開始決定も出ていない状況なので、動けません。手続き開始次第、内容を詰めて東電や国と折衝していきたい」と回答すると、またも拍手の渦が起きた。

 九州から参加した債権者は、家族を含め1億数千万円の投資をしていたという。その債権者からの質問は厳しかった。

 債権者「社長の冒頭のあいさつは、謝罪ではない。口蹄疫問題の際には、会社の経営はまったく問題がない、と説明を受けていた。震災後には本社を訪問して経営状態を問いただしましたが、経営に問題があるという説明は一切なかった。4月の時点でもらった文書にも、『国から補償を受けるので、まったく問題ありません。心配は無用です』と記載されていました。ずっとそう言い続けていたのに、今では『口蹄疫問題や震災が影響した』と言っている。これは投資家にうそをついていたのではないですか? このことについて、三ヶ尻社長に弁明いただきたい」

 三ヶ尻氏「・・・・・・・。えー・・・・・・・」
(つづく)
【山本 剛資】

http://www.data-max.co.jp/2011/08/post_16026.html
(2011/8/19/Net-IB)


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