2011年08月22日

安愚楽牧場:再生法申請 27日に電話相談 /群馬〜安愚楽牧場被害も武富士過払い金も戦わなければ被害は再び自分の身に降りかかる。

●群馬の方でも安愚楽牧場和牛オーナーに対する相談が、群馬弁護士会(群馬県弁護士会)においても行われるようです。まだ弁護団(安愚楽牧場被害者弁護団・安愚楽牧場被害対策弁護団・安愚楽牧場被害者の会)のような組織(サークル)は出来上がってはいないのですが、相談によって「出資被害者」といえる人が多数出てくれば(東京商工リサーチの調査でも群馬県においてある程度の出資者がいることは確認されているのですが、弁護士会などが実際に把握するには、自分から相談したり名乗り出ていかないと「出てきている」ということは確認できません。)

 また、当ブログで頻繁に取り上げていますが、消費者金融武富士(現在;DIP型会社更生法〜債務者が更生管財人を行う形の会社更生法)の債権者に対する電話相談(詳細は記載記載されていませんが、利用者で過払い金が発生している債権者の事を主に指しているものと思います。)も昨日21日に受け付けたようです。

 安愚楽牧場オーナーは関東に特化して集中していて、オーナー(出資者)が少ないと見られるところ(都道府県)でも100人くらいの債権者は存在しているのですから、日本全国「相談」の場所は必要になるのかと思います。
 しかし、安愚楽牧場(安愚楽牧場被害)という案件は同じなので、都道府県でこういった相談する専門のところがないところでも、国民消費生活センターに行って相談すれば、こういった「拠所」を紹介してくれるものと思います。

 安愚楽牧場も武富士も共通するのは、一般の利用者(消費者)といえる人が出資や利用において大きな損害(被害)を受けている人が多いので、それなりの被害回復を集団で模索できる事ができるということです。
 
 ですから、このような方が素人判断で個別に誰の手を借りずに被害回復を図れるということはまず不可能といえるし、出来たとしても著しい労力や新たな出費を必然的にされてしまいます。
 やはりまず、こういった弁護士会や消費生活センターに「相談」してアドバイスや「指南」を受けることが、被害回復の第一歩なのです。「あきらめる」「忘れる」こういった方法も一つと言っていては、今後このような新たな事件が形を替えて一層勃発します。それに出資者・利用者もこのような回復活動をすることで、自分自身のこれまで行なってきたことをもう一度顧みて、明日からの「強い」自分に作り替えていかなければ、同様の被害を再び被る可能性もでてきます。「歴史は繰り返す」「一度捕まった犯罪者はその事件に真撃な反省をしなければ、再び再犯を繰り返す」など、薬物汚染された人が再犯を繰り返すような癖と同じなのです。





安愚楽牧場:再生法申請 27日に電話相談 /群馬〜安愚楽牧場被害も武富士過払い金も戦わなければ被害は再び自分の身に降りかかる。

 和牛オーナー制度で資金を集め民事再生法の適用を申請した「安愚楽(あぐら)牧場」の問題で群馬弁護士会は27日、県内のオーナーを対象に無料の電話相談を行う。21日は消費者金融の武富士の債権者を対象に無料の電話相談を受けつける。午前10時から午後3時まで。電話は027・233・4804。【角田直哉】

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毎日新聞 2011年8月21日 地方版
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20110821ddlk10020073000c.html
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