札幌市を拠点に置くタクシー会社「光星ハイヤー」が札幌地裁に自己破産を申請するということです。
既に8月25日に事業を停止して、従業員も解雇したということです。
今どうしてもタクシーの台数が増加しているので、一人あたりの一日の稼ぎも少なく売上が3万円行けばかなり御の字という話もよく聞きます。
タクシーの勤務というのは、一日14時間程度の勤務で隔日勤務、で11勤務だから、3万円売上で11日は33万円の稼ぎその半分が会社経費へといくので、約16万円〜17万円。普通の会社事務の仕事と比べればかなりきついような気がします。「3万円」というのは稼ぎがいい時の事をいうので、1日2万円だとしたら、月に11万円という事になり、このような給与だと解雇か退職勧奨に合う可能性があります。
というのもタクシーは歩合とはいえそれ相応の稼ぎをしてもらわなければ、ガソリン代や車の維持費にもかかわるので、競争の激しい今の時代厳しいと思います。
自己破産申請へ&従業員全員解雇済み 札幌地裁 光星ハイヤー
光星ハイヤー 自己破産申請へ
2011年08月26日
■負債総額8.5億円
札幌圏を営業区域とする光星ハイヤー(札幌市中央区、大本衛社長)が25日付で事業停止し、札幌地裁に近く自己破産を申請する。負債総額は約8億5千万円。
帝国データバンク札幌支店などによると、同社は1949年12月に設立。札幌市、江別市、北広島市と石狩市(旧浜益村と旧厚田村を除く)を営業区域とする中堅タクシー会社。2000年3月期には約13億円の収入があった。ところが02年2月の規制緩和で経営環境は一変。景気低迷でタクシー需要が伸び悩む中で、同業他社との競合が激化した。03年には社内で不正経理が発覚し、約6億円を赤字計上して債務超過に陥った。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001108260004(2011/8/26/asahi.com)
星ハイヤー:破綻、全社員解雇 負債8億5000万円 /北海道
札幌市の中堅タクシー会社「光星ハイヤー」が25日、事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。26日にも札幌地裁に申請する。帝国データバンク札幌支店によると、負債総額は未払い賃金を含め約8億5000万円。従業員約250人は全員解雇された。
同支店によると、同社は1949年設立。タクシーやハイヤー約90台でピークの93年3月期の売上高は16億5000万円に達した。しかし02年の規制緩和で競争が激化したのに加え、03年に元役員の不正経理発覚で6億円以上の使途不明金を損失処理し経営が悪化。事業を引き継ぐスポンサー探しが続けられたが、震災で約9億円に落ち込んでいた売上高の改善が見込めず、事業継続を断念した。
札幌ハイヤー協会によると、札幌圏のタクシー台数は01年は約4600台だったが、規制緩和後の08年には約5400台に増加。以降は各社の申し合わせで減車が進み、今年4月現在で約4900台。【吉井理記】
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上関原発:建設延期で自己破産を申請 神戸の土木会社
毎日新聞 2011年8月26日 地方版
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110826ddlk01020262000c.html(2011/8/26毎日新聞)
posted by 管理人B at 14:38| 東京 ☁|
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