2011年08月29日

民事再生法適用申請中に、安愚楽牧場被害対策弁護団、さいたま説明会で民事訴訟や刑事告訴の考えも

昨日8月28日埼玉県や栃木県で、安愚楽牧場被害者弁護団(安愚楽牧場被害者の会)における埼玉県での説明会が行われたとのことです。写真をみるに出席者の層は定年退職をしたと見られる方が多く、時々若いかな?30代位?のような容姿の方もたまにみられるという感じです。

 この出資は何百万や何千万という人も少なくないということですが、あくまでも「投資商品」で、最低30万円からとなるので、試しにとかそういう感じで大体30万円の小口の1口の出資者も多いものと思います。
 現時点では、安愚楽牧場被害者の会(安愚楽牧場被害対策弁護団)に入っても、入らなくても、戻ってくるお金は変わらないし、登録料でもっていって行かれてしまうという事をおっしゃる方も特に小口の(30万円程度の)出資者も多いのかと思うのですが、やはりそれでも入っていただいたほうが本当にいいと思います。説明を直接聞いていないのでわかりませんが、大体少額の参加者でも納得できるような費用の設定となっているものと考えています。
 今後は、「民事再生法の開始決定」というものが裁判所から言い渡されるのかと思いますが(中止になった場合は破産手続きになります。)その場合、その後「再生計画案」が安愚楽牧場側から出されると思います。その時の「賛否」を問うときに、この小口の参加者の投票も大きく影響すると思います。だから小口の人も安愚楽に出資した現状をもう一度改めて考えて本当の安愚楽の姿を見極められるようになって欲しいと思いますので、やはりこういった被害者弁護団にはいられた方がいいと思っています。

 今後も「金融商品取引法」などの、法律の改正などがあっても、こういった投資スキームは、それを縫っていくように手をかえ品を変え登場してくるかと思います。その時に安愚楽牧場に出資した人自身が出資した事にないがしろにしていれば、もう一度同じような目に合う可能性も充分にあります。
 言い方は悪いのですが、犯罪を犯して警察に捕まって罪を刑務所などで償った人が、また同じような罪を犯して刑務所に戻ってしまうという「再犯」も多く見られるように、このような投資に過去に失敗した人も安愚楽牧場出資の中にはいるのかと思います。小口の出資者の方は、「費用対効果」もあるかと思いますが、やはり東日本大震災のような災害と同じく、ひとりひとりの助け合いが必要です。
 ですから、「もう忘れよう」それもいいかもしれません。でもこういう被害の回復は、同じ境遇の人が手をとって助け合うことが今後の被害の回復の速度や進展に大きく影響してきます。だから、他の人の事も考えて、会に登録される方がいいと思います。

 今2番目の大型倒産のSFコーポレーション(過払い金過多による自己破産)が破産となって手続きを開始しているのを見ればわかるように、安愚楽牧場も破産となることにより今までにはわからなかった事が多くわかるようになると思います。それには、多くの方が再生案にNO!(否決)を投じる事につきます。








民事再生法適用申請中に、安愚楽牧場被害対策弁護団、さいたま説明会で民事訴訟や刑事告訴の考えも


安愚楽牧場:破綻 被害対策弁護団、さいたまで説明会 刑事告訴も /埼玉


 和牛オーナー制度で資金を集め、民事再生法の適用を申請した「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県)について、被害対策埼玉弁護団が27日、さいたま市の浦和コミュニティセンターで被害者説明会を開いた。集まった約430人に現状と今後の見通しについて説明。損害賠償請求訴訟で責任追及する方針を改めて示し、詐欺罪などでの刑事告訴の考えも明らかにした。

 弁護団の中村弘毅弁護士は「安愚楽牧場は赤字経営で、自転車操業状態だった事実を隠し、次々に契約金を払わせた」と話した。

 会場からは質問が相次いだ。県内に住む看護師の女性(43)は、数年前に100万円余りを契約したという。「銀行は利息がよくないから使わないお金を回した。自分にとって大金なので返してほしい」と不安げな表情を浮かべた。数千万円を契約したという60歳代の無職男性は「震災後、利率がよく短期の契約コースへの勧誘が増えたので心配はしていた。自己責任と言われるかもしれないが悔しい」と憤りを見せた。

 弁護団は今後も相談を受け付け、弁護団への参加を呼び掛ける。問い合わせは、さいたま市浦和区高砂2の1の16浦和大熊ビル3階、つきのみや法律事務所中村弘毅弁護士に郵送またはファクス(電話048・799・3405)。【平川昌範】

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毎日新聞 2011年8月28日 地方版
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20110828ddlk11020170000c.html
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